あらすじ天使ウルの強大な力の前に倒れたアウィンとヴィーデを救ったのは、イオラという謎の少年だった。ヴィーデの甥だという彼が明かした、天使達の目的とは!? そしてブレイスの隣国・イレインで起きた市民革命の陰にも別の天使が…。アウィンはヴィーデと共に新たな戦いへ!!
中世後期の西洋っぽい舞台で、悪魔とか天使とか出てきて、人がいっぱい死ぬダークファンタジー。と、ここまではありがち。天使や悪魔のデザイン、そして彼らと契約することで顕現する武器のデザインが、ギルティクラウンとかに出てきそうなめっちゃスタイリッシュな近未来SF風なのがすごくツボでした。この一見ちぐはぐな世界観には理由があって、タイトルの「Garden」や主人公の仕事「庭師」が実は重要なキーワードになっています。 描き込みが緻密で描線が細くてきれいで、この壮大で複雑な作品世界はこの作者にしか描けないものであると確信できます。現在休載中とのことでとても残念ですが、早く続きが読めることを願ってやみません。