あらすじ漫画家・矢口高雄がアイデアにつまったとき、救ってくれたのは少年時代の体験だった。「釣りキチ三平」で登場する「片目イワナの怪」もその一つ。当時、地名の由来にこだわっていた矢口少年は、火石田(ひいしだ)という地名を火の石の田ンボと考えて、火の石は実はウラン鉱ではないか?という仮説を立てる。実証するべく矢口少年は、カナヅチを片手に探索へ出かけるのだが……!?
中学生活の話なんだけど、昔の農村の生活を良い感じに書きつつ、現実的な怖さや、都心ではわからないが書かれていて面白い。先生と校長の、戦後の熱い教育者の感じもいい。 共同作業の結とかの話もわかってよかった これで矢口高雄の自伝シリーズの「オーイ!!やまびこ」「蛍雪時代」「9で割れ!!」あたり読んだけど、どれも面白いな。