あらすじ猫の額ほどしかなかった中学校のグラウンドが拡張されることになった。生徒会はせっかくの新しいグラウンドで大運動会をしようと計画するが、校長先生はグラウンドの完成はいつになるかわからないと言う。矢口少年たちは自分たちで、拡張用地をグラウンドに造ろうと考えて、さっそく草むしりをはじめる。生徒たちの情熱を知った校長先生たちも、その情熱に押されて……。
中学生活の話なんだけど、昔の農村の生活を良い感じに書きつつ、現実的な怖さや、都心ではわからないが書かれていて面白い。先生と校長の、戦後の熱い教育者の感じもいい。 共同作業の結とかの話もわかってよかった これで矢口高雄の自伝シリーズの「オーイ!!やまびこ」「蛍雪時代」「9で割れ!!」あたり読んだけど、どれも面白いな。