あらすじ「盆踊りやるべ!!」――。生徒会長をしていた矢口少年が、夏休みのだらけ防止について話し合っていた時に出たM君の意見。それに賛同した生徒と教師、皆が一丸となって、自分たちで何ができるかを考え始める。盆踊り唄として「成瀬小唄」を作詞作曲して、合唱部がテープに収録、小泉(こいずみ)先生が振り付けを考え……。そこには無い無いづくしの中で、創意工夫をする子どもたちの姿があった。
中学生活の話なんだけど、昔の農村の生活を良い感じに書きつつ、現実的な怖さや、都心ではわからないが書かれていて面白い。先生と校長の、戦後の熱い教育者の感じもいい。 共同作業の結とかの話もわかってよかった これで矢口高雄の自伝シリーズの「オーイ!!やまびこ」「蛍雪時代」「9で割れ!!」あたり読んだけど、どれも面白いな。