大塚英志が都市伝説をテーマに描く、コミカルホラーファンタジー。口裂け女や人面犬とともに、都市伝説問題処理係、通称「とでんか」の事件を解決する若き民俗学者の活躍を描く。※初公開!「とでんか」初期設定資料を併載。
都市伝説がらみの事件を扱う「都伝課」。住民から持ち込まれるさまざまな都市伝説関係の苦情、情報を一手にひきうけ、都民の安全を守るため民俗学専攻の大学生・月極駐が大活躍中!?※初公開!「とでんか」初期設定資料を併載。
“メールを転送しなかった者は殺される”というチェーンメール型都市伝説の登場キャラと同姓同名の、失踪したキャバクラ嬢「橘あゆみ」を捜すことになった、とでんかメンバーたち。そして事件は起こった…!!
恩師・宮田教授の依頼で、“活きのいい都市伝説キャラ”を捜すハメになった月極。そんな折、教育実習先の小学校で、生徒から「花子さんを助けて」とお願いされ…《トイレの花子さん編》。
未曾有の大震災で噂やデマが横行し、放射性物質による飲み水の危機で混乱が続く東京。月極たちとでんかメンバーは、デマの封じ込めに向け動き出すが…。笹山&綺羅子たちの青春を描いた、スピンオフ編も収録!!
怪人アンサー、蜜蜂の失踪、ブラウン管テレビの謎、ブラック・アイ・キッズ…、異変は学級崩壊が進んだ小学校で始まった!子供たちの異変を感じた「とでんか」メンバーたちが、都市伝説の域を超えた謎に迫る!!
これまでの出来事が一つにつながっていくとき、「とでんか」最大の危機と、その秘密…終焉の時が訪れる――。すべては、単なる噂、都市伝説だったのか!?新・都市伝説コミック完結刊!
秋の夜長はやっぱりサスペンス、と思い立って探したらひっかかったのがこの作品。とでんか=とでん課=都伝課=都市伝説課って伝わりにくいタイトルだな、表紙も狙い過ぎ、と第一印象は良くなかったですが、ページをめくったら意外やこれがツボを突かれまくりでした。民俗学を専攻していたことがきっかけで都職員として働くことになった月極(つきぎわ)。しかしその職場は都市伝説問題を処理する課だった…という内容。冒頭から普通に出てくるのは口裂け女に人面犬、ダルマ男など伝説の怪人たち。そして起きる事件も怪人赤マント、リトルグリーンマン、神隠しといった新旧の都市伝説をモチーフにしたもの。さらに小ネタで噂の広がり方の実験や、都市伝説風の病気、謎の映像などを解説してくれる。その手の話が好きな人にはたまらないでしょ? しかも一見コメディタッチな構成ながら、裏サイトや戸籍売買などの情報を絡めてあるので、妙に納得できる話になっているのがニクい。毎日欠かさず東京スポーツを愛読している私にとって、ホント楽しく読める作品です。そのうちゴム人間も出るかな?
秋の夜長はやっぱりサスペンス、と思い立って探したらひっかかったのがこの作品。とでんか=とでん課=都伝課=都市伝説課って伝わりにくいタイトルだな、表紙も狙い過ぎ、と第一印象は良くなかったですが、ページをめくったら意外やこれがツボを突かれまくりでした。民俗学を専攻していたことがきっかけで都職員として働くことになった月極(つきぎわ)。しかしその職場は都市伝説問題を処理する課だった…という内容。冒頭から普通に出てくるのは口裂け女に人面犬、ダルマ男など伝説の怪人たち。そして起きる事件も怪人赤マント、リトルグリーンマン、神隠しといった新旧の都市伝説をモチーフにしたもの。さらに小ネタで噂の広がり方の実験や、都市伝説風の病気、謎の映像などを解説してくれる。その手の話が好きな人にはたまらないでしょ? しかも一見コメディタッチな構成ながら、裏サイトや戸籍売買などの情報を絡めてあるので、妙に納得できる話になっているのがニクい。毎日欠かさず東京スポーツを愛読している私にとって、ホント楽しく読める作品です。そのうちゴム人間も出るかな?