あらすじ夏だというのに雪がふってきたぞ。クツをはいてるのにゲタのハナオが切れたぞ。おや、紙をくわえたカエルがいるぞ。その紙には、悪い魔法使いにカエルにされた王女だって書いてあるぞ。カエルの王女さま!わたくし、ゴンのオヤジと結婚して下さい。なになに、一番笑わせてくれた人を好きになる?ゴンやベラマッチャには負けないぞ~!そんなわけで、これで見納めのアジャパーな完結巻だぞ!巻末には当時の担当編集・武居氏のあとがきもついてるぞ!
昭和中期生まれの私には懐かし過ぎて涙する作品です。「おそ松くん」や「天才バカボン」を赤塚不二夫氏のギャグ漫画部門の代表作とするのが一般的ですが、私はこの作品を一番に推したいと思います。懐古趣味的なアプローチでなく、若い方にもナンセンス漫画の極みであるこの作品で充分に味わって貰いたいと思うからです。因みに、この作品内のギャグのカオス度に匹敵出来るのは、谷岡ヤスジ氏のそれしかないと思っています。