あらすじ新聞で「日本いよいよ石油不足深刻!!」って一文を読んだゴンのおやじだぞ。ほう!日本もいよいよ石と油が不足か!石と油が大幅値上げだとよ。おっ、つまり石と油がたりなくなるとすれば、今のうちそいつらを買い占めれば儲かるぞ。おい、ゴンとベラマッチャ、こっそり石を集めてこい!よし、わしも腹に石を隠して……えっ、目玉のおまわりさん、何か用?えっ、このお腹には赤ちゃんがはいってるのよォ、ウフン。
昭和中期生まれの私には懐かし過ぎて涙する作品です。「おそ松くん」や「天才バカボン」を赤塚不二夫氏のギャグ漫画部門の代表作とするのが一般的ですが、私はこの作品を一番に推したいと思います。懐古趣味的なアプローチでなく、若い方にもナンセンス漫画の極みであるこの作品で充分に味わって貰いたいと思うからです。因みに、この作品内のギャグのカオス度に匹敵出来るのは、谷岡ヤスジ氏のそれしかないと思っています。