黒崎道場で練習に励むベニー・ユキーデ。ベニーの次なる相手は新格闘術へ転向した藤原敏男に代わってライト級王者の座に就いた玉城良光。しかし玉城の負傷により、対戦相手は急遽ライト級4位の大貫に変更に。ローキックを得意とする大貫に苦戦していたかに見えたベニーだったが、後ろ飛び廻し蹴り一閃で形勢を逆転、その後はベトナム・ホイップと呼ばれる投げ技で大貫を完全に破壊。反則負けとなるもベニーの強さが改めて知れ渡ることとなった。ベニーが日本キック界を席巻する一方でマーシャル・アーツ重量級の王者たちを次々と撃破していた男がいた――アントニオ猪木その人である。猪木が語るベニーの“穴”とは…。
※ネタバレを含むクチコミです。