あらすじ死にかけのところをジョウンに拾われたエリン。蜂の世話をしながら穏やかな日々を暮らしていた。ある時、カショ山の峡谷で真王(ヨジェ)の象徴といわれる王獣(おうじゅう)と出会い、その美しさに心を奪われる!一方、王宮では、王族の護衛士であるイアルが、<血と穢れ(サイ・ガムル)>による真王の暗殺を危惧していた。
知人に勧められて一気読み☆ 文句なく面白かった! ご都合なTUEEE系ファンタジーばかり読んでいた自分の心に、ガブリと噛みつかれた感じ。生身の人間(動物)をしっかり描いてるなぁと感心する。複雑な世界観も苦にならないくらい、ハラハラドキドキさせられっぱなし。ラストに辿りつくまで何度も泣きそうになった……