あらすじリランたちとともに王都へ移動したエリン。軟禁状態のまま、ダミヤに王獣を武力として利用したいと聞かされる。エリンは、王獣をあやつる技は自分にしかできないと伝え、その証明をすることになったが……。一方、イアルは先代の真王・ハルミヤ暗殺の裏にいる人物を突き止めた。だがその矢先……。エリンとイアル、二人の関係が交差する!
知人に勧められて一気読み☆ 文句なく面白かった! ご都合なTUEEE系ファンタジーばかり読んでいた自分の心に、ガブリと噛みつかれた感じ。生身の人間(動物)をしっかり描いてるなぁと感心する。複雑な世界観も苦にならないくらい、ハラハラドキドキさせられっぱなし。ラストに辿りつくまで何度も泣きそうになった……