幹本要、15歳。バレーボール、命。身長159センチ。高校バレー界ナンバーワンの藤原学園打倒を目指し私立青海高校に入学するも、そこは超弱小校で…!?絶対にあきらめない男の革命が今、始まる…!!
以前、要にリベロをすすめた、高校バレーの名門・藤原学園監督の大杉が、突然青海高校に現れた。大杉は女子バレー部の監督・野口の、学生時代の先輩だったのだ。大杉は大柄なイコを見て「バレーはデカいもん勝ち。ヘタクソなだけならいくらでも教えようがあるが、小さいのはどうにもならん」と、要を前にして言い切る……。
インターハイ予選山口県大会3回戦で、念願の藤原学園と対戦することになった青海高校。王者・藤原学園を相手に健闘する青海に対し、藤原学園は途中から天才的リベロの神成称を起用した。この称のレシーブを軸に、藤原は再び流れを引き寄せる。
藤原学園に敗れた要は、元全日本の名セッター・高嶺あやめに頼まれ、なぜかママさんバレーのチーム・八隅クラブの監督をすることに。ママさんバレーは9人制のゲーム形式で、6人制とはルールが違う。やるからにはチームを強くしようと、要は9人制用の本も買って猛勉強。「ママさん大改造計画」を立てる。
9人制のママさんバレーチーム・八隅(やすみ)クラブの監督を任されている要。大会で3回戦まで進み、相手は元五輪代表のあやめ率いるチーム湯川だ。第1セットは落とした八隅クラブだが、相手のセッター・あやめのトスの際のクセをじっくり観察した要は、その見分け方を選手達に伝える。そこから一気に、八隅クラブの逆襲が始まった。
インターハイ広島代表の経法大付属高校を招いての練習試合。経法の高さと速さの前に、康志のトスを軸にした青海の攻撃は引き裂かれてしまう。第2セットも3対25で落とし、後がない青海。そこへ、一度はバレーを捨てた貴志が戻ってきた。要は背番号1のユニホームを渡し、青海は貴志と康志のW司令塔(ツーセッター)、そして要がリベロにまわるという新たなチームに生まれ変わる。
夏季合宿中の青海バレー部。昼の休憩中、たまたまつけたテレビでは、インターハイの藤原学園の試合が中継されていた。2年生エース・江口や、1年生のリベロ・神成らライバルたちの活躍を目の当たりにした要たちは、早速練習を再開。女子に試合を申し込み、気合十分のプレイで今度は勝利を収める。
秋季新人大会3回戦。新崎高校を相手にする青海は各自が持ち味を発揮して、優勢に試合を進めていた。それを見ていたのが、隣のコートで先に敗れてしまった岩間工業の矢野。以前対戦した時はほとんど差がなかった青海のメンバーたちが、わずかの間に急激に成長しているのを見て、最近不調でくさり気味だった矢野は気持ちを引き締めなおす。
秋季新人大会準決勝で、青海商業と対戦する青海バレー部。ギクシャクしていたタカとトシのコンビネーションも良くなり、試合は青海の圧勝で終わる。セッターとエースの確執を乗り越え、またひと回り大きくなった青海は、遂に念願の決勝進出を果たす。
秋季新人大会決勝。青海バレー部は、いよいよ藤原学園と対戦する。藤原学園はエース・江口、リベロ・神成に加え、1年生のセッター・福浦が急成長。チーム力はますますアップしていた。青海は試合開始早々、あまりの力の違いに言葉を失ってしまう。
秋季新人大会決勝で、王者・藤原学園と対戦中の青海高校。第1セットを先取され、続く第2セットも劣勢だ。だが駆けつけた女子バレー部の応援をきっかけに反撃に出た青海は、一気に波に乗り4連続ポイントを得る。だがここで藤原学園・大杉監督は“ファントムアタック”という作戦を指示。Vリーグチームとの練習試合でも通用したという、この攻撃はどんなものなのか…!?
秋季新人大会決勝戦。王者・藤原学園を相手に青海は第1セットを先取されるが、第2セットを取り返した!そして迎えた最終セット。開始直後から激しいラリーが続き、得点は20対20に。ところがここで一馬が、ボールに足を取られて転倒し、捻挫をしてしまう。青海はリベロの要を除くと全員で6名。チームがリベロを除いて6人に満たなくなれば失格となり、試合は負けになってしまう。一馬のケガは重く、キャプテン・沖田は棄権を告げに行くが…。
ちょっと変わった女コーチ・諸積の指導のもと、急速に成長をとげる要たち青海高校男子バレー部。ついに因縁の藤原学園と春高予選で雌雄を決する時がきた!勝利の女神はどちらに微笑む!?青春バレーボール物語、いよいよクライマックス!!
バレーボールでリベロというのは特殊なポジションで、基本的に攻撃に参加することができないので、強力なサーブで得点することもできませんし、スパイクで華麗に得点することもできません。ですが、リベロ革命では、主人公の幹本要が強力なライバルのスパイクやサーブなどの攻撃を防ぐことにより、相手に勝っていくという新たなスポーツ漫画の魅力を伝えてくれました。そして、自分ひとりだけではなく、仲間とともに得点していくというところもよく表現されているので、今までとは一味違うスポーツ漫画となっています。
バレーボールでリベロというのは特殊なポジションで、基本的に攻撃に参加することができないので、強力なサーブで得点することもできませんし、スパイクで華麗に得点することもできません。ですが、リベロ革命では、主人公の幹本要が強力なライバルのスパイクやサーブなどの攻撃を防ぐことにより、相手に勝っていくという新たなスポーツ漫画の魅力を伝えてくれました。そして、自分ひとりだけではなく、仲間とともに得点していくというところもよく表現されているので、今までとは一味違うスポーツ漫画となっています。