あらすじ

海に囲まれた断崖絶壁の流刑島「ガトヤ」に到着した革とコトハ。そこには同じように送られてきた大勢の罪人がいたが、その中で威勢のいい悪ガキ2人組が、新入りと見るや早速カツアゲを要求してきた。それを拒絶した革と2人組が争っていると、突然鐘の音が鳴り響き、別の2人の男が大きな管に飲み込まれてしまい…。
アラタカンガタリ~革神語~ 1巻

人と共に八百万の神々が生きる神話の世界。60年ぶりに、国を治める秘女王の交代の儀式が行わるが、女の子に恵まれなかった秘女族では、男のアラタが女装して儀式に出ることに。ところが、秘女王の臣下である「十二神鞘」の革命に巻き込まれ、アラタは秘女王殺しの罪を着せられる。そして逃げこんだ森で巨木に飲み込まれてしまい…。

アラタカンガタリ~革神語~ 2巻

海に囲まれた断崖絶壁の流刑島「ガトヤ」に到着した革とコトハ。そこには同じように送られてきた大勢の罪人がいたが、その中で威勢のいい悪ガキ2人組が、新入りと見るや早速カツアゲを要求してきた。それを拒絶した革と2人組が争っていると、突然鐘の音が鳴り響き、別の2人の男が大きな管に飲み込まれてしまい…。

アラタカンガタリ~革神語~ 3巻

革と入れ替わりに現代へやってきたアラタ。とりあえず学校へ行ってみたものの、当然授業の内容など分からず暇を持て余すばかり。一方、革をいじめていた門脇らは早速その放課後、アラタを路地裏に連れ込んで脅そうとするが、あっさりと文字通り一蹴してしまい…。

アラタカンガタリ~革神語~(4)

罪なき人々が戦乱に巻き込まれる悲惨な状況を見た革は、自らの劍神で“誰も降さず、誰にも降されず”世界を変えることを決心。皆が寝ている間に1人旅立とうとするが、それに気づいたコトハが追いかけてきて「危険でもいい、一緒に行く」と抱きついてきた。彼女から口づけまでされた革はドキドキするが、すぐにコトハが想っている相手が自分じゃなく「アラタ」であることに気づいて…。

アラタカンガタリ~革神語~(5)

子供しかいない不思議な島で、ナグとナルという双子の兄妹に出会った革たち。だが実は、その島の子供もナルも、すべて絵を実体化させる「白堊(ハクア)」の鞘・ナグが生み出した幻だった。すべての幻が消え、独りぼっちに戻ってしまったナグは寂しさから泣き叫ぶ。カンナギは、相手が子供でも鞘ならば降すしかないと言うが、革には出来ず、一緒に連れて行こうと考える。そして翌朝…。

アラタカンガタリ~革神語~(6)

「六ノ鞘」のひとり・ハルナワによって異世界に呼び込まれた門脇が、突然革たちに襲いかかってきた!革の「なぜここに?」にという問いには答えず、門脇は自分が革をいじめていたことを蒸し返し、「一生這いつくばってろ」と罵声を浴びせる。それを聞いた革は、悔しさと怒りからついにキレてしまい…。

アラタカンガタリ~革神語~(7)

「十二神鞘」ヨルナミ攻略へ向けて出発した革たち。だが、他人に決して心を許さぬヨルナミとの戦いは思わぬ方向へ…。果たして革は、ヨルナミを攻略することができるのか?その時、ヨルナミに隠された“真実”が…!?そして革の前に現れた謎の女剣士。一体何者なのか。運命を超え、時を超え、今新たな出会いが待ち受ける。

アラタカンガタリ~革神語~(8)

男装の女剣士・ミクサらを加え旅を再会した革たちは、風を操る神鞘・クグラの領土へ!だが目指すクグラは、「男子禁制」の宮に住む謎の人物。王宮に潜入するため思案にくれる革たちは、なんと“女装”して潜入することに…!?一方、別行動をとり盗賊団の家族と再会したカテナには、思わぬ運命が待ちうけて…。

アラタカンガタリ~革神語~(9)

女装して男子禁制の王宮に侵入した革。侵入には成功したものの、それがきっかけで敵鞘・クグラに好かれてしまうことに。一方、革を憎む門脇も新たな力を得て参戦、激しいバトルが繰り広げられる中、叶わぬ恋の行方はどうなるのか…!?

アラタカンガタリ~革神語~(10)

女装も似合ってた革命だけど、今度はまさに変テコ?な姿に大変身。新たな敵鞘・ヤタカとの対決が目前にもかかわらず大ピンチ!また、日輪ノ大王の再来と見込まれた革には、運命を共にする女性がいることが発覚。それは一体誰なのか?

アラタカンガタリ~革神語~(11)

執拗に秘女王を憎む鞘・ヤタカ。脱出不可能にも思えるるつぼの中で、その真意がついに明かされる!愛あればこその憎しみ…その複雑な胸中を革はどう受け取るのか!?人はどこまで人を愛せるのか…ヤタカ編決着!

アラタカンガタリ~革神語~(12)

革に対抗できる強さを追い求め、アカチに接近する門脇。その奇妙な師弟関係は、のちに、大きな波乱を呼び起こす!?革と門脇、カンナギとアカチ…元親友同士の熱く激しいバトルを見逃すな!

アラタカンガタリ~革神語~(13)

注目の、アカチとカンナギのバトルを収録!!決着がついたところで、ある謎が明かされる!さらには、六ノ鞘の分裂からキクツネの素顔まで、物語は急展開する!ヒルハの思いとは…。現代と神話の世界が交錯する、大人気異世界ファンタジー、遂に13巻!

アラタカンガタリ~革神語~(14)

流刑地・北の領土で起こった「52年前の事故」とは!?そして、よみがえったその怨念達を相手に、アラタ達が力を合わせて戦う!!

アラタカンガタリ~革神語~(15)

剣神「創世」との会話を目標に、神域「天の石座」に入った革!!そこで待ち構えていたのは、もう1人の“自分”!?自分自身にどう勝つのか!?革、試練の時…!!

アラタカンガタリ~革神語~(16)

六ノ鞘ハルナワの領土に入った革達を襲う「音攻撃」…!!運良く攻撃をまぬがれた革だったが、仲間達の鼓膜が奪われる!!強烈な音に対抗する手段とは一体!?

アラタカンガタリ~革神語~(17)

異世界”天和国”へと飛ばされた、現代の高校生・日ノ原革。この世界の”神”に選ばれた革は、仲間と共に世界を統べる旅の途中…。最新17巻では、謎の存在”六ノ鞘”の一人・キクツネとの激闘!そのクライマックスが…!!

アラタカンガタリ~革神語~(18)

現代の高校生・日ノ原革は、神の宿る剣”創世”の持ち主に選ばれ、異世界”天和国”の命運を託される。魅力的なキャラクター達により紡がれる、新たなる神話。『ふしぎ遊戯』の渡瀬悠宇による最新ファンタジー!日ノ原革と入れ替わり、現代にやってきたアラタに伸びる、”六ノ鞘”ハルナワの魔手…。そして日ノ原革の元にも、新たな敵が迫っていた!!

アラタカンガタリ~革神語~(19)

異世界“天和国”(アマワクニ)の命運を託された、現代の高校生・日ノ原革(ひのはらあらた)は、天和国に君臨する六ノ鞘の1人、イソラと対峙する。イソラから突きつけられた問いに、革はどう答えるのか…!?信じる心が強さとなる。神に選ばれた少年の運命の軌跡!!

アラタカンガタリ~革神語~(20)

六ノ鞘たちを降していく革と門脇を狙い、残る六ノ鞘・イキスとアメエノの二人が動き出す。門脇の浮船の中に突如現れたイキスは、「匂い」の神意を門脇へと向けるのだが…!?

アラタカンガタリ~革神語~(21)

強くなることを願うカナテ。その思いは利用され、その刃は、かつて共に旅をした日ノ原革(ひのはらあらた)へと向かう…!!異世界・天和国(アマワクニ)を舞台に、剣に宿る神“劍神”(ハヤガミ)に選ばれた男達の誇りと意地が激突する。渡瀬悠宇渾身のファンタジードラマ!!

アラタカンガタリ~革神語~(22)

友達を降された日ノ原革は、怒りを抑えきれずに暴走…だが、そんな革の前に現れたのは、暴力のみが人を支配すると信じる六ノ鞘アメエノ。街を破壊し尽くすアメエノの姿に、革の思うことは…!?渡瀬悠宇渾身の異世界ファンタジー最新刊。

アラタカンガタリ~革神語~(23)

六ノ鞘アメエノに捕らえられる日ノ原革。そこへ向かったのは、革を降そうと狙っている、かつての親友・門脇将人だった。敵地での告白、そして衝撃の展開へと物語は加速する!

アラタカンガタリ~革神語~(24)

アメエノ、ナサケ、ムナカタ、ハルナワ… そして門脇、革。父として、息子として… 天和国と現代日本が呼応しあい、それぞれの願いが交錯していく― そして、ついに、ついに、十二神鞘最後の鞘・ムメイが動き出した!!