あらすじ

絶え間なく現れる地獄の殺し屋レスラーたちに絶体絶命のタイガーマスク!!遠のいていく意識の中に浮かぶのは、いつの日かその建設を夢みる孤児達の王国「みなしごランド」。子供達への限りない愛が、再びタイガーを命がけの闘いへと駆り立てる!しかし、タイガーの優しい心とは裏腹に、残酷なデスマッチを子供達に見せるのは好ましくないと、タイガーの試合は警察や学校から規制されてしまう…
タイガーマスク(1)
全米プロレス界を震えあがらせた“黄色い悪魔”がついに還ってきた!!血の海と化したアメリカをあとに、母国日本に現れたタイガーマスク。「相手を叩きのめしての反則負けこそ我が誇り」と公言する彼を、無敵の悪役レスラーに育てあげたのは、アメリカ地下プロレス組織“虎の穴”だった。彼自身が育った施設“ちびっこハウス”のため、“虎の穴”の鉄の掟を破ってしまったタイガーの元へ刺客が…!?
タイガーマスク(2)
ちびっこハウスを守るため、“虎の穴”の鉄の掟を破ってしまったタイガーマスクの元に、地獄の死刑執行人が送り込まれてくる…!タイガーマスクは、一人目の死の使者、ブラック・パイソンとの対戦し、健太のために、生まれてはじめてのフェアプレイのプロレスを披露して、見事に破ったのだった。しかし、タイガーマスクに安息の時は無い。二人目の死の使者、獣人ゴリラマンが迫っていた…
タイガーマスク(3)
二人目の死の使者・ゴリラマンも倒され、怒った虎の穴は、覆面ワールドリーグ戦を計画し、タイガーマスクに挑戦した。ジャイアント馬場らと共に、ワールドリーグを戦っていたタイガーだったが、その賞金があれば、もっと全国の孤児を救える、と覆面ワールドリーグ戦への参加を決意する。血だるまになりながらも、第一戦で怪人ミスター=ノーを倒し、一勝をあげたタイガーに、今度はドラキュラが襲いかかる!
タイガーマスク(4)
地獄の覆面ワールドリーグ優勝決定戦で、突如現れた謎のレスラー“ザ・グレイト=ゼブラ”の助けもあり、辛くも勝利を手にしたタイガーマスク。その後、日本プロレス協会に復帰したタイガーだったが、その戦い方は、死闘の連続で荒れてしまっていた。虎の穴の殺人攻撃にかわる必殺技を持ち、堂々と健太の前で戦いたい…タイガーマスクは必殺技をあみだすため、死の特訓に励むのだった。
タイガーマスク(5)
タイガーマスクは、全アジアプロレス王座決定戦に日本代表として出場するため、旅立った。ところが、その大会に恐るべきレスラーが加わっていることがわかった。インドへ到着したタイガーだったが、滞在するホテルを訪れた大木選手が謎のレスラーに襲われる!タイガーと間違えて大木を襲ったその男こそ、「?」と名乗る謎のレスラーだった!!果たして「?」の正体とは、目的とは!?
タイガーマスク(6)
またしてもタイガーマスクの抹殺に失敗した虎の穴の総支配人Xは自らの処刑を恐れていた。地上のプロレス界の悪役レスラーたちでは、もはやタイガーは手におえない。地下の王者にやらせよ!と指示を受けたXは、パリへ飛ぶ。一方、赤き死の仮面との対戦で、元の悪役レスラーに戻ってしまったタイガーは、日本プロレス界から姿を消していた。Xが訪れたパリの地下プロレスで、登場したのは何とタイガーマスク…!?
タイガーマスク(7)
虎の穴の地下プロレスで、新しい必殺技で勝利を収めたタイガーマスク。行方不明となって、プロレスの表舞台から姿を消していたが、ついに日本プロレス界へ復帰することになった。猪木とタッグを組んで、迎えうつはアメリカ西部の悪役コンビ、ザ=アウトロー!血みどろで戦いぬいた地下プロレスで完成したタイガーマスクの新必殺技が鮮やかに決まる!一度は地獄の底まで落ちたタイガーマスクが、今、不死鳥のように蘇る!
タイガーマスク(8)
ついに迎えたタイガーマスク対ブラックVの覆面世界タイトルマッチ。試合は覆面世界チャンピオンベルトを賭け、リングの下のマットをとりのぞく真剣勝負!ブラックVのミサイル・ヘッド・バットか、タイガーのフジヤマ・タイガー・ブリーカーか!?二人の必殺技の激突になるかと思われたが、筋肉がゴムのようにやわらかいブラックVにはタイガーの必殺技がきかない!タイガーマスク大ピンチと思われたが…!?
タイガーマスク(9)
覆面世界タイトル王座に輝いたタイガーマスクが最初に迎えた挑戦者は、2メートルを超える巨体と怪力の覆面怪人、ザ・コンビニクト。見事に破って、世界覆面チャンピオンの王座を守ったタイガーだったが、その腰に締められたチャンピオン・ベルトを狙って、世界中から覆面レスラーたちが日本へ向かっていた。そして、虎の穴からやってきたミラクル3!タイガーはプロレス人生における最大の敵と巡り会う!!
タイガーマスク(10)
絶え間なく現れる地獄の殺し屋レスラーたちに絶体絶命のタイガーマスク!!遠のいていく意識の中に浮かぶのは、いつの日かその建設を夢みる孤児達の王国「みなしごランド」。子供達への限りない愛が、再びタイガーを命がけの闘いへと駆り立てる!しかし、タイガーの優しい心とは裏腹に、残酷なデスマッチを子供達に見せるのは好ましくないと、タイガーの試合は警察や学校から規制されてしまう…
タイガーマスク(11)
タイガーマスク対ミラクル3の覆面世界タイトルマッチ。タイガーは、必殺技を破られ、ストレートでとどめをさされた。ミラクル3の驚異的な怪力と完璧な技の前に、ついに、タイガーマスクが倒された!ミラクル3の腰には、チャンピオンベルトが輝いていた。必殺技もチャンピオンベルトもすべて失った。闇が…何にもない闇がタイガーに訪れる。タイガーはプロレス界から姿を消そうとするが…!?
タイガーマスク(12)
ミラクル3に敗北し、ガストンに苦戦したタイガー。自動車相手の死の特訓を乗り越え、迎えたミラクル3との再試合で、ついに決まったタイガーマスク第三の必殺技、タイガーV!そこには、どん底から不死鳥のように蘇ったタイガーの勇姿があった。ところが、ミラクル3はあれだけの大必殺技をまともにくらいながら、わずかな時間で回復した。ミラクル3は不死身か、鉄人か…!?
タイガーマスク(13)
世界のプロレス界をふるえあがらせていた虎の穴本部は、日本のプロレス界によってたたきつぶされた!そして、日本では華々しくワールド・リーグ戦が開幕された!しかし、すでにタイガーマスクをめぐって、あらたなる風雲が急をつげている…正統派レスラーとして生まれ変わったタイガーの前に、反則ずくめのニセタイガーが出現!?再び悪役のレッテルを貼られたタイガーは、単身アメリカへと乗り込む!
タイガーマスク(14)
アメリカで荒れ狂うニセタイガーを倒したタイガーマスク。しかし、そのプロレスは黄色い悪魔と呼ばれた昔の悪役レスラーに戻っていた。もがきにもがき、逃れ切れなかった悪役の宿命。呪われた血を最後の一滴まで流しつくしてやろう…タイガーマスクは悪役ワールド・リーグ戦への参加を決意した。限りないやさしををその胸に秘め、闘い続けるタイガーに運命の黒い影が忍び寄る――!
愛と誠 完全版

愛と誠 完全版

原作・梶原一騎、漫画・ながやす巧の不朽の名作「愛と誠」が【完全版】となって50年ぶりに復活! 過去に発売されたコミックスにはない、雑誌掲載時の荘厳華麗な扉絵を完全収録。幼少期に蓼科高原のスキー場で太賀誠に命を救われた早乙女愛。中学3年生になり、蓼科高原で誠と再会すると、誠は地元の愚連隊のリーダーになっていた。ブルジョアの愛は誠を更生させようと父親に頼みこみ、東京の名門高校に入学させたものの、誠の素行の悪さは収まることなく…。昭和の最高傑作をぜひこの機会に!
キックの鬼 (新装復刻版)

キックの鬼 (新装復刻版)

空手界のホープ、白羽秀樹(沢村忠)が、タイ式ボクシングに敗れたことからキックボクシングに目覚め、厳しい修行の末、「キックの鬼」と呼ばれる英雄になる姿を描く。事実にフィクションを交えたセミドキュメンタリーで、梶原一騎が得意とした実録スポーツ漫画の代表作の一つ。
侍ジャイアンツ(新装版)

侍ジャイアンツ(新装版)

巨匠梶原一騎のもう一つの巨人の星。主人公番場蛮にユニークな名前と明るいキャラクターで人気を呼んだ。1970年代。土佐生まれの、八方破れな自称サムライの高校生番場蛮が主人公。紳士野球を変えたいと、読売ジャイアンツ監督の川上哲治が蛮を入団させる。そこで、蛮は独自の魔球を考案。血のにじむような努力と根性で体得し、他球団のライバル打者たちと対戦していく。当時の読売ジャイアンツや他球団の選手たちが、実名で登場した作品。
哀愁荒野(新装版)

哀愁荒野(新装版)

刑務所帰りで世間から冷たい視線を浴びる兄とその兄を慕う腹違いの妹が周囲の大人たちに翻弄されつつも、お互いを求め合い健気に生き続ける。迫り来る不幸を背負い、運命の川に流され続ける悲哀のドラマ。稀代の劇作家梶原一騎と繊細なタッチでは右に出る者のいない松久由宇が描く、もうひとつの愛と誠。見直されるべき傑作だ。
梶原一騎┴原田久仁信

梶原一騎┴原田久仁信

昭和二十九年十二月二十二日、木枯らし吹くここは東京蔵前国技館に一万五千余の大群衆が詰めかけていた!(文中引用)。日本にプロレスブームをもたらせた英雄力道山と当時の日本柔道界の王座に君臨した木村。かつてタッグを組み強豪シャープ兄弟を駆逐した朋友が真剣勝負の決闘試合を迎えていた。柔道界のトップであるメンツからこのまま力道山の引き立て役で終わりたくない木村からの力道山への果し状は、ゴングが鳴ったたった10分後に力道山の圧倒的な空手チョップの連発で血まみれでマットの沈んだ木村の無惨な姿で結末を迎えてしまう。突然観客席から大きな声で力道山に、勝負を所望する男の声が館内に響いた。それは若き日の大山倍達その人であった。拓大で木村の後輩であった大山は、大敗に喫した先輩の姿に耐えきれず、力道山に声をあげたのであった。そして、その場にはまだ高校生の作者梶原一騎が格闘技の三大怪物を目の当たりにし茫然となっていた。ここから日本格闘技の歴史は始まり、作家梶原一騎の劇画人生もスタートするのであった。いかにして梶原一騎は唯一無二の劇画作家になり得たのか?巨星梶原一騎の遺作であり、自伝でもある梶原漫画の集大成。多くの格闘家、著名人が物語に実名で登場、衝撃のノンフィクションエンターテイメント作品。
紅の挑戦者(新装版)

紅の挑戦者(新装版)

九州の高校生紅闘志也は、高校サッカー界のスター選手で、人気も実力も一流だった。親善試合でタイのバンコクを訪れた際に、紅はタイ式キックボクシングの神様ガルーダと出会う。タイ式キックボクシングに魅了された紅は、サッカーをやめてキックボクシングの世界へ飛び込むことを決意する。帰国後、ガルーダに遺恨を残す大利根一鬼を師事し、打倒ガルーダに向かって始動するのだった。空手漫画で一世を風靡した梶原一騎が、キックボクシングに目を向けた異色作!作画はカラテ地獄変の中城健が受け持ち精彩を放った。
ケンカの聖書(バイブル)大合本

ケンカの聖書(バイブル)大合本

「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎が、「750(ナナハン)ライダー」の石井いさみと組んで作った傑作プロレスマンガ。1~3巻がまとめて読める合本版 第1巻 アメリカ・ロスアンゼルスの日本人街をさまよっていた青年・吉良 旭は、落ちぶれた空手家・甲賀正清と知り合う。甲賀の誘いで、道場の用心棒になった吉良は、自慢のケンカ殺法を美人女子レスラー・ダイアナ・ローザに教えることになる。第2巻 アメリカ・ロスアンゼルスで女子プロレスラーのチャンピオン・ダイアナ・ローザにケンカ殺法を教えた日本人・吉良 旭。だが、それは吉良を利用しただけだった。頭にきた吉良は、プロレスのリングに殴りこみをかける。その前に立ちはだかった男が、“千の技を持つ”という名レスラー・プリンス・スターだった。吉良はこのプリンス・スターをノックアウトできるのか? 第3巻 アメリカ・ロスアンゼルスで、“千の技を持つ”という名レスラー・プリンス・スターと対決することになった吉良 旭はプロレス3本勝負に挑む。1本目こそ取られたが、2本目は得意のケンカ殺法でスリーカウントを取った吉良。勝負の3本目。プリンス・スターは必殺のスカル・ブレーク(脳天割り)で勝負を決めると断言した。(原書:1979年刊行)
剣は道なり

剣は道なり

剣は道なり 道は心なり 「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。名作「夕やけ番長」でコンビを組んだ梶原一騎、荘司としおが再びタッグを組んで贈る幕末期の剣劇巨編。主人公の榊原健吉をはじめ幕末から明治にかけて実際に活躍した剣士が多数登場する。どんな相手でも引き分けにし、勝敗をつけない剣士・男谷精一郎に会った榊原健吉は、その生き様に引かれていく。(初出:1972年 「週刊少年チャンピオン」)
熱血モーレツ記者

熱血モーレツ記者

「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。名作「夕やけ番長」でコンビを組んだ梶原一騎、荘司としおが再びタッグを組んで贈る熱血ブンヤ(新聞記者)マンガ。東都日報の新米新聞記者・星 伴太郎は、巨悪を憎む熱血漢の男。新聞社の大広告主だろうが、暴力団だろうが、お構いなしで突撃していく。毎日のように無茶な取材をする星だったが、ついに敵の罠にはまり、殺人容疑をかけられてしまう。(初出:1973年 「公明新聞」日曜版、原題「猪突猛進記者」を改題)
吹けよ!カミカゼ

吹けよ!カミカゼ

「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。その後、「おれとカネやん」でもタッグを組む古城武司を作画に据えて描き下ろした熱血プロレスマンガ。力道山死後、日本プロレス界は、ワールド・リーグを控え大ピンチに陥っていた。選手会長兼チャンピオンのジャイアント馬場は、力道山の遺言に従って、飛騨山中で、力道山に育てられた少年・神風大助を発見する。神風大助は日本プロレス界を救うため、悪役レスラーと激戦を繰り広げる。(初出:1966年 「ぼくら」)
0戦はやと

0戦はやと

昭和17年…南太平洋では毎日のように激しい空海戦が行われていた。大空は血で染められ0戦は華々しい戦果をあげていた。生と死の境目の戦場で平和を願う少年パイロット東隼人(あずまはやと)は愛機・黒ワシ号で手柄をあげていた。そしてある日戦闘を終え基地に帰ると、軍の作戦司令で日本の厚木基地に帰れとの命令が下る…「敵機たくさん撃墜してるのになぜ!?」と、疑問を抱きながら日本に向かい厚木基地に着くと…各地の0戦隊の優秀なパイロット35名が集結していた! そしてこの35名を精鋭部隊にするべく鬼大尉こと宮本隊長により地獄のような特訓が始まるのであった…。隼人の0戦での活躍仲間との絆を描いた戦争ヒューマンドラマ作品!
タイガーマスク
プロレスと一切接点を…
タイガーマスク 梶原一騎 辻なおき
名無し
プロレスと一切接点を持たずに生きてきたアラサーの平成生まれが1巻を読みながら思ったことのメモ。タイガーマスクって親世代にとっては常識みたいな作品でどんなんなんだろうとずっと気になってたので読んでみました。 ……… 物語は1967年のアメリカからスタート 子供向けに描いているためかひらがながやたら多く簡単な漢字しか出てこない まだリモコンがない頃のテレビとか割れた窓ガラスをくっつけるテープとかに時代を感じる 「対戦相手の腹の上でゴーゴーを踊る」とか「猪木とのタッグマッチ中に頑張ってる猪木を尻目にロープの上で昼寝」とか最高すぎる タイガーマスクってゴリゴリのヒールだったんだなー 虎の穴の訓練ヤバすぎて大好き ・五年半の間に2/3が死亡 ・コールタールと重油のプールで50メートルの力泳 ・猛獣との格闘 ヘタレを装って同士討ちさせるタイガーマスクさんかっこいい 説明セリフを言いすぎなのが気になる…モノローグですら説明してて違和感。これも子供向けに書いてるせい? 会場に置いてあるテーブルが足まで木製なのなんかすごい 台所のテーブルみたい ブラック=バイソンのビール瓶手刀で切ってワイングラスみたいにして飲むの最高すぎる ブラック=バイソンvsタイガーマスク 【使用した技】 ブラック=バイソン ・急所蹴り ・メリケンサック ・首締め タイガーマスク 噛みつき つま先蹴り 1巻から戦いがダーティすぎる …… 漫画の書き方がとにかく古くて読むのがすごく疲れた。 タイガーマスクが清々しいほどのヒールなのは今読んでも面白い。 けどとにかく疲れたので全部読める気がしない。