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現代美術作家のパルコキノシタが、かつて教師をしていた経験をふりかえり「職員室のタブー」を暴く禁断の教育書。
「倫理」とは人倫の道であり、道徳の規範となる原理。学ばずとも将来、困る事はない学問。しかし、この授業には人生の真実が詰まっている。クールな倫理教師・高柳が生徒たちの抱える問題と独自のスタンスで向かい合う――。新時代、教師物語!!
おっぱいの柔らかさの限界に挑んだ衝撃作! 「鬼の児嶋」と恐れられるナイスバディな国語教師・児嶋加奈と普通の高校生・佐藤一郎の間で巻き起こるエッチなハプニング! ヤングマガジン掲載作品に加えて、ヤンマガにすら載せられない、限界に挑んだ描き下ろしが丸ごと1話分収録!! そのギリギリ感を見届けてほしい。ツイッターで大人気の漫画家・蘇募ロウが描く美人教師との「やわやわ」で「あまあま」な日々をご堪能あれ!
著者自身の経験を元に描かれているのですべてがノンフィクションではないものの、教員という仕事の実態をかなり赤裸々に語られている1冊かと。叶うならば、教育に携わる立場になって読んでみたかった。 この漫画では主人公の木下先生が教師として思うこと、問題だと考えることを頭と体を最大限につかって自らが思う正解へと導こうと努力しますが、そんな単純ではないのが教員の仕事。生徒の数だけ答えがあると言ってもいいくらいに、教員という仕事のやり方に正解はないようです。そしてそれを常に読者にも問いかけてきます。 この漫画の舞台は2000年くらいなので今から20年前。多分ですが、20年前と今を比べても教育界って殆ど変わってないんじゃないかと思いました。毎日のように発生する問題の数々を、すべて現場にいる先生たちに委ねられているという現実、仕方がないにしても重荷がすごすぎる。問題に向き合わずに適当に誤魔化して続けるか、一生懸命向き合って病むかの二択といっても過言ではなさそう。 著者の本業は現代美術家ですが、臨時教員以降もなにかしら教育に携わっているようです。そんな彼の目線で描かれる職員室のタブーとは…。ちょっと中途半端なところで終わっているのだけ惜しい。