あらすじ

「お前が世界一でも そうじゃなくても みんな味方だから」 イガと共に足立フェニックスへ入団した綾瀬川次郎は6年生になっていた。日本代表を優勝に導いたエースとして期待される綾瀬川だが、実力を隠すために成長痛であると嘘をつき、試合に出ることを拒み続けるのだった。嘘をつき続けることに後ろめたさを感じる綾瀬川とイガだが…!?
ダイヤモンドの功罪 1巻

「オレは野球だったんだ!」 運動の才に恵まれた綾瀬川次郎は何をしても孤高の存在。自分のせいで負ける人がいる、自分のせいで夢をあきらめる人がいる。その孤独に悩む中、“楽しい”がモットーの弱小・少年野球チーム「バンビーズ」を見つける。みんなで楽しく、野球を謳歌する綾瀬川だったが…。

ダイヤモンドの功罪 2巻

「オレが守ったんは円のプライドや」 やっと見つけた居場所、バンビーズを退団することになった綾瀬川次郎。自分の居場所を求め、かすかな望みを胸に抱きU12日本代表合宿に参加をする。しかし、選考会の時に仲良くなった雛桃吾と衝突をしてしまい…!?

ダイヤモンドの功罪 3巻

「わしは戦うんじゃ あいつと これからずっと」 綾瀬川次郎は雛桃吾との衝突を理由に中学最強のチーム・枚方ベアーズ戦で懲罰登板をさせられることになる。しかし、人生初登板にもかかわらずその才能で枚方ベアーズを圧倒した綾瀬川。その計り知れない才能を前にチームメイトと指導陣は…!?

ダイヤモンドの功罪 4巻

「野球も…野球やってる人も好きだよ…」 遂に開幕したU12世界大会! 初優勝を目指す日本代表は順調に勝ち進み、決勝戦への切符を手にする…! 衝突や軋轢を乗り越え、エースナンバーを背負う綾瀬川次郎はチームを優勝に導くことができるのか…!?

ダイヤモンドの功罪 5巻

「それでも一緒にバンビーズで野球しようって」 エースとしてU12日本代表に優勝をもたらした綾瀬川次郎。しかし、代表チームでの思い出を胸にしばらく野球から遠ざかる日々を送っていた。そんな綾瀬川の前にバンビーズのチームメイトだったイガが現れて…。

ダイヤモンドの功罪 6巻

「お前が世界一でも そうじゃなくても みんな味方だから」 イガと共に足立フェニックスへ入団した綾瀬川次郎は6年生になっていた。日本代表を優勝に導いたエースとして期待される綾瀬川だが、実力を隠すために成長痛であると嘘をつき、試合に出ることを拒み続けるのだった。嘘をつき続けることに後ろめたさを感じる綾瀬川とイガだが…!?

ダイヤモンドの功罪 7巻

「綾瀬川は 優しいから」 一年で足立フェニックスを退団することを条件に、全力で野球に取り組むことを決意した綾瀬川次郎。今までにチームでうまくいかなかった過去のトラウマから不安を抱く綾瀬川だが、意外にもチームメイトや相手選手たちに温かく受け入れられるのだった。チームにも馴染み、大会も勝ち進んでいく中、U12のチームメイトだった奈津緒と戦うことになり…。

ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪 平井大橋
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。