あらすじ「クリームソーダシティ」という名の別世界へといざなわれてしまった皇(コウ)先輩とTAKO介(タコスケ)の二人は、理解不能の数日間を経たのちに再び東京へと「陥落」した。楽園での記憶を失った二人は連れ戻された世界で再び「日常」を紡ぎ始める。しかし、それは肉体的にも精神的にもあまりにも惨めなもので…!?「クリームソーダシティ」とはいったい何なのか。「楽園」をテーマに描かれた怪作は、さらなるカオスの極みへ…!!
「ここで終わったのか…」を味わってみたかったので、クリームソーダシティ 完全版ではなく普通の単行本の方を読んでみた。なるほど皇先輩がラフォーレの屋上から飛び降りて、TACO介がクリームソーダシティを思い出すところで終わるのか。偶然だと思うけど割とキリがいいところではある気がする。漫画ってぶつ切りみたいな終わり方がよくあるから、自分はこれで終わりですって言われたら受け入れちゃうかも。作者の方が消化不良だろうな。読んでて過激っぽいセリフがあるとハラハラしてしまって、我ながら不健全な楽しみ方だなと思った。やっぱり完全版の方がなんとなく安心して読めるから、そっちを読んだ方がいいね。