あらすじその物語は、あまりにも強い衝撃とともに始まりを告げる――!!雨のそぼ降る渋谷駅前。傘の群れが行き交うスクランブル交差点。醜悪さを絵に描いたような政治家の演説を遮ったのは一発の銃弾だった。「ただ、正しいことがしたい」純粋にそれだけを追い求める青年、皇(コウ)先輩とTAKO介(タコスケ)。理想を追い求める二人組の起こしたテロ行為が今、見たこともない世界=““楽園””の扉をコジ開けるのだ…!
「ここで終わったのか…」を味わってみたかったので、クリームソーダシティ 完全版ではなく普通の単行本の方を読んでみた。なるほど皇先輩がラフォーレの屋上から飛び降りて、TACO介がクリームソーダシティを思い出すところで終わるのか。偶然だと思うけど割とキリがいいところではある気がする。漫画ってぶつ切りみたいな終わり方がよくあるから、自分はこれで終わりですって言われたら受け入れちゃうかも。作者の方が消化不良だろうな。読んでて過激っぽいセリフがあるとハラハラしてしまって、我ながら不健全な楽しみ方だなと思った。やっぱり完全版の方がなんとなく安心して読めるから、そっちを読んだ方がいいね。