あらすじ新しい自分になる 冒険の物語 全力で前を向いて俯いて、冒険して――― 私たちは違う自分になる。2学期が始まり松武祭の準備に沸く松栢学院大学附属武蔵第一高校。ナカナツは行事の準備と部活の両立に悩み、ついには吹奏楽部を辞めると言い出して… 高校生たちの何気ない、煌めく冒険の日々を瑞々しく描く第6集登場!!
あの大傑作「GUNSLINGER GIRL」の相田裕先生の最新作。青春時代の儚さとか、前を向いて歩く強さとか、も本当さすがの一言。 刊行ペースから見ても勢いだけでズバっと書けるような簡単なお話ではないのが伝わってくる。一話一話が噛みしめながら登る石段のようだ。人生において最も特別で濃密な3年間を、果たして自分はこれほど輝かしく過ごせただろうか…羨ましくもあり懐かしくもなった。 ガンスリが「別れ」や「失い続ける」話だったのに対して1518は「再会」と「新たなスタート」の話。どちらも泣けるので、できればどちらも読まれたし。