あらすじ夢を諦めるところから始まる物語 もし、スポーツ漫画の主人公が夢を諦めて生徒会に入ったら…? 世界の終わりの『その先』を描いた青春群像劇! 季節は初夏。甲子園予選に向けて応援部会の サポートをする公志朗たち。応援部長の日野江碧と生徒会長の入学時の出会いとは? そして、会長と公志朗に横たわる 野球の因縁がついに清算される第4集 ―――開幕!
あの大傑作「GUNSLINGER GIRL」の相田裕先生の最新作。青春時代の儚さとか、前を向いて歩く強さとか、も本当さすがの一言。 刊行ペースから見ても勢いだけでズバっと書けるような簡単なお話ではないのが伝わってくる。一話一話が噛みしめながら登る石段のようだ。人生において最も特別で濃密な3年間を、果たして自分はこれほど輝かしく過ごせただろうか…羨ましくもあり懐かしくもなった。 ガンスリが「別れ」や「失い続ける」話だったのに対して1518は「再会」と「新たなスタート」の話。どちらも泣けるので、できればどちらも読まれたし。