あらすじ高校生徒会を舞台にした青春群像劇 入学して1か月が経ち、正式な生徒会スタッフとなった幸と公志朗のふたり。公志朗は、会長から「新入生歓迎マラソン」の代表旗手に推薦される。そして迎えた大会当日。幸が会長に挑んだ“勝負”とは―――?
あの大傑作「GUNSLINGER GIRL」の相田裕先生の最新作。青春時代の儚さとか、前を向いて歩く強さとか、も本当さすがの一言。 刊行ペースから見ても勢いだけでズバっと書けるような簡単なお話ではないのが伝わってくる。一話一話が噛みしめながら登る石段のようだ。人生において最も特別で濃密な3年間を、果たして自分はこれほど輝かしく過ごせただろうか…羨ましくもあり懐かしくもなった。 ガンスリが「別れ」や「失い続ける」話だったのに対して1518は「再会」と「新たなスタート」の話。どちらも泣けるので、できればどちらも読まれたし。