「夜蜻蛉」による第99階層攻略は、ヴィムによる階層主・角猿の一時撃退という形で幕引きとなった。角猿と決着がつかないままに、仲間たちから賞賛を受けるヴィム。「夜蜻蛉」こそが、自分の居場所だと、仲間たちは最高だと、そこに疑う余地などないと。頭の中に、響き続ける“声”なんて掻き消すほどに。しかし気がつけば、ヴィムはハイデマリーの制止を振りほどき、第99階層を目指していた。物言わぬ角猿に本音をぶつけるヴィム、それに応えるかのように角猿はまだ見ぬ姿へと変貌を遂げる!!戦闘が最高潮に達したとき、視界に飛び込んできたのは見覚えのある“亜人種”の少女で──。累計200万部突破の大人気シリーズ第8巻!!
ストーカーのスーちゃんは主人公の強さに気づいているけど、主人公は自尊心の低さから気づいていない。 生まれながらの才能で強いのではなく、勉強して勉強して研究した結果(慎重だけど若干、マッドサイエンティスト気質あり)なので、がんばれば報われるお話でもある。 報われて力を手に入れた結果、開けてはいけない扉を開けたような…。 目が死んでて、クマもひどくて、猫背で、ヒヒッと気味の悪い笑いをして。 根暗で不気味な主人公という設定なのだけど、覚醒して戦っているときは生き生きしている。 物語がどのような方向へ進むのか見えないけれど、努力を認めてもらえたり、自分を受け入れてくれたりする環境に落ち着けて良かったねと思う。 スーちゃん、よくやった。 どうしてスーちゃんと主人公がそんなにも待遇が変わってしまったかは、おいおい語られるんだろうか。