あらすじ前人未踏の第98階層へと潜った「夜蜻蛉」のパーティメンバーたち。先遣隊に任命されたヴィムは“強化”や“トラップの索敵”でその力を如何なく発揮していく。無事に金鉱脈を見つけるなど、順調に進んでいた迷宮潜だったが、彼らを待ち受けていたのは最強の階層主で……。完全敵地の中、窮地に追いやられた「夜蜻蛉」のメンバーを目前にして、団長のカミラが立ち上がる!
ストーカーのスーちゃんは主人公の強さに気づいているけど、主人公は自尊心の低さから気づいていない。 生まれながらの才能で強いのではなく、勉強して勉強して研究した結果(慎重だけど若干、マッドサイエンティスト気質あり)なので、がんばれば報われるお話でもある。 報われて力を手に入れた結果、開けてはいけない扉を開けたような…。 目が死んでて、クマもひどくて、猫背で、ヒヒッと気味の悪い笑いをして。 根暗で不気味な主人公という設定なのだけど、覚醒して戦っているときは生き生きしている。 物語がどのような方向へ進むのか見えないけれど、努力を認めてもらえたり、自分を受け入れてくれたりする環境に落ち着けて良かったねと思う。 スーちゃん、よくやった。 どうしてスーちゃんと主人公がそんなにも待遇が変わってしまったかは、おいおい語られるんだろうか。