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京極家お抱え刀鍛冶を決める、五ツ胴にてのためし斬り。武州源斉と相馬幻山の刀が見事裁断してのけたが、源斉の刀は欠け、幻山の太刀は折れ曲がってしまっていた。今一度打たせた上で優劣を決めることとなる。狂ったように刀を打つ幻山だったが、焼き入れ具合が掴めず、荒れる。息子の佐一郎は父を見放したが、妻の美津は源斉に身を投げ出して秘法を聞きだしてきた。しかし怒った幻山は美津を惨殺。その血と自らの血を用いて焼入れを行い、死ぬ。完成した魔刀は領主に鋳潰せと命じられたが、成長し刀の鑑定家となった佐一郎の腰には、女の血を好む魔刀が…。
京極家お抱え刀鍛冶を決める、五ツ胴にてのためし斬り。武州源斉と相馬幻山の刀が見事裁断してのけたが、源斉の刀は欠け、幻山の太刀は折れ曲がってしまっていた。今一度打たせた上で優劣を決めることとなる。狂ったように刀を打つ幻山だったが、焼き入れ具合が掴めず、荒れる。息子の佐一郎は父を見放したが、妻の美津は源斉に身を投げ出して秘法を聞きだしてきた。しかし怒った幻山は美津を惨殺。その血と自らの血を用いて焼入れを行い、死ぬ。完成した魔刀は領主に鋳潰せと命じられたが、成長し刀の鑑定家となった佐一郎の腰には、女の血を好む魔刀が…。
伊藤鞘香(さやか)は女刀師。いわゆる刀工だ。父・剣山と共に名刀を鍛える日々を送っていたが、休暇をもらい大学時代の友人とハワイ旅行に出かけた。帰国の日、ホノルル空港で旅の思い出話に花を咲かせていると、男同士の口ゲンカが始まり、ひとりの男が崩れ落ちた。その光景を目の当たりにする3人。背後には黒ずくめの怪しい男が……。倒れた男は心臓発作だったらしいが、鞘香にはどうも腑に落ちない。2日後、鞘香と一緒にハワイへ行った友人・圭子が鞘香の作った日本刀で惨殺された。現場から立ち去るのは、例の黒ずくめの男だった……。篠原とおる先生がお贈りする、謎が謎を呼ぶ女刀師サヤカのサスペンス復讐劇、第1巻!!
真田幸村の帯刀であり徳川に祟る妖刀・村正の誕生秘話を横山まさみちが描く本格時代漫画!時は天下分け目の合戦の火蓋が切られる少し前。名匠・刀の鬼として名高い刀鍛冶の正宗が世継ぎを決めるため、村正、正近、貞宗という3人の弟子の腕前を競うこととなった。そして、名刀を鍛え上げた貞宗が世継ぎとなることが決まったが、村正はその結果に納得がいかない。村正は、貞宗に刀で実地の勝負を挑むが刀の差であえなくまけてしまう。しかし、あろうことか正宗の娘・美和を人質にとり貞宗を殺害。さらには師匠・正宗と美和までも殺してしまう……。本作は、歴史・時代漫画の第一人者・横山まさみちの描く、1972年に『増刊漫画ストーリー』にて掲載された作品を執筆当時の原稿を元に、美麗カラーを再現したデジタルリマスター版です。
元刀鍛冶師・鳴海一丸(なるみ・いちまる)は、暗い過去を背負い流れの研師(とぎし)として東京の下町・浅草にやって来た。ひょんなことから初めてゴルフクラブを握った一丸は、ボールを真っ二つに割る豪快なショットを叩き出す。その類希なるゴルフの才能を運命の女・仙道桂(せんどう・かつら)に見出される。頑なにゴルフを拒む一丸だが、日本アマチャンピオンの御園聖志(みぞの・きよし)にゴルフ対決を挑まれ……!? 今、新たなるゴルフ伝説が始まる!!