あらすじ

明日の江ノ島への遠足が楽しみでなかなか眠れない小学4年生の大島元気(おおしま・げんき)。その翌日、電車で弁当の話に盛り上げる元気と仲間達は、弁当を忘れてしまった先生に自分達の弁当を分けようと話す。その後、波打ち際ではしゃぎまくった元気達と先生は、そこで弁当を食べながら海の向こうにあるアメリカの話をする。でっかいビルもたくさんあって車もいっぱい走っているアメリカは金持ちだと語る先生に、元気は……!?
焼けあとの元気くん 1巻

戦後の焼け野原になった日本を舞台に、元気でたくましく生きる大島元気(おおしま・げんき)と仲間達のやんちゃな小学校時代を描いたファミリーコメディ。小学4年生の大島元気とその友人・正明(まさあき)と唯人(ただひと)は、焼け跡へ行った時に露店で売られていたイワシのバター焼きに目を奪われる。そして元気達は、母親にイワシのバター焼きが食べたいと懇願して……!?

焼けあとの元気くん 2巻

時は現代、子供の運動会で走った中年の大島元気(おおしま・げんき)は、マッサージを頼んだ息子から駆け足が遅いとからかわれて、子供の頃は“運動会の元気くん”と言われるほど活躍したのだと話す。小学4年生の元気は、クラス対抗のリレー選手に百メートル競走の選手、それと上級生に混じって跳び箱の模範演技するほど運動神経バツグンであった。そして先生から運動会の賞品の内容を聞いた元気は……!?

焼けあとの元気くん 3巻

いい暖房器具がたくさんある現代、子供達の学校の暖房はどうなっているのか尋ねた中年の大島元気(おおしま・げんき)は、小学校時代のダルマストーブを思い出す。その頃、分厚く凍った水たまりに目をつけた小学4年生の元気は、イスですべろうと教室へ行った時、元気と一緒にストーブ当番になった女子から石炭を持ってきてと頼まれる、しかし元気は、お前一人でやっとけと言い放ってイスすべりを楽しむのだが……!?

焼けあとの元気くん 4巻

明日の江ノ島への遠足が楽しみでなかなか眠れない小学4年生の大島元気(おおしま・げんき)。その翌日、電車で弁当の話に盛り上げる元気と仲間達は、弁当を忘れてしまった先生に自分達の弁当を分けようと話す。その後、波打ち際ではしゃぎまくった元気達と先生は、そこで弁当を食べながら海の向こうにあるアメリカの話をする。でっかいビルもたくさんあって車もいっぱい走っているアメリカは金持ちだと語る先生に、元気は……!?

焼けあとの元気くん 5巻

ニュースで気象衛星が撮影した台風の写真を見た中年の大島元気(おおしま・げんき)は、現代の技術の凄さを感嘆するとともに小学校時代にやってきた超大型台風を思い出す。あの頃、ラジオで台風が夜半に上陸すると知った元気の家族は、ロウソクと飲料水と食料を用意して台風に備える。その後、家の戸締まりを終えた父親が会社へ戻り、残された元気兄弟と母親に台風の猛威が……!?

焼けあとの元気くん 6巻

お正月を迎えた小学4年生の大島元気(おおしま・げんき)は、凧と羽子板を買ってお年玉を使い果たしてしまう。そして弟と凧あげに出かけて友人の正明(まさあき)と唯人(ただひと)と会った元気は、うまくあがらない唯人の凧を糸の中心を直して高く飛ぶようにする。そんな時、自分達を見つめる怪しい中学生の存在に気づいた元気は……!?古き良き時代のファミリーコメディ、ついに完結。