戦後の焼け野原になった日本を舞台に、元気でたくましく生きる大島元気(おおしま・げんき)と仲間達のやんちゃな小学校時代を描いたファミリーコメディ。小学4年生の大島元気とその友人・正明(まさあき)と唯人(ただひと)は、焼け跡へ行った時に露店で売られていたイワシのバター焼きに目を奪われる。そして元気達は、母親にイワシのバター焼きが食べたいと懇願して……!?
浦沢直樹、待望の本格巨弾新連載!! 1986年、国民的ヒロインとなった猪熊 柔の活躍を描いた柔道漫画『YAWARA!』。1993年、女子テニス選手の現在の躍進を予見したような作品『Happy!』。1999年、累計2800万部を突破、実写映画も大ヒットを果たした『20世紀少年』。「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌上で数々の大ヒット作を連載してきた浦沢直樹が、『20世紀少年』『21世紀少年』完結以来11年ぶり、スピリッツにて本格連載を始動!! 物語は、1959年の名古屋を舞台に始まる。ヒロインの名前は“浅田アサ”。いつも走っていて、いつも名前を間違えられてばかりいる、まだ12歳の少女。“この物語は、戦後から現代にかけて可憐にたくましく生きた、ある名もなき女性の一代記である――”
敗戦、GHQによる日本占領が始まった……。幣原喜重郎内閣打倒後、総理と目されていた鳩山一郎は公職追放され、昭和21年5月、吉田茂が総理大臣に就任。以後、脈々と続く「吉田学校」の始まりだった。党人派と吉田派の仁義なき闘いの幕が切って落とされた。戸川猪佐武のベストセラー『小説吉田学校』を、劇画界の巨匠さいとう・たかをが描いた、傑作戦後日本史全10巻! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
池上遼一氏、激奨!!! 「その男、時として鋭いまなざしとなって 現在(いま)を生きる僕らを静かに見つめる 追憶の街から……」敗戦直後の東京・下町───、戦中の価値観が粉砕された焼け野原でたくましく生きる復員兵、ヤクザ、博徒、ヤミ商人、ケンカ屋、夜の女。交差するアウトローたちの生き様を一人の少年が見つめ、成長していく…。ジャンル不問の全方位WEBコミックサイト『COMIC MeDu』にて絶賛連載中! 戦後の下街で妖しく輝く男たちを描く伝説の劇画家の自伝的長編新作、待望の単行本化!!
東京新聞(中日新聞)を取っていた人には懐かしい作品。東京新聞の日曜版で毎週読んでいました。釣りバカ日誌の作者・北見けんいち先生が戦後の子供時代の思い出を回想するように戦後の日本を描いた作品です。 まだ戦争の傷跡が残る東京が舞台。生活に困窮し物資が乏しい時代でありながら、主人公の元気くんたちは友達と遊ぶことが中心の毎日。私は当時、ちょうど元気くんと同い年くらいでしたが、何もなくても楽しいことや面白い出来事に変えてしまう元気くんから、ずいぶん学ぶ所は多かった覚えがあります。とにかく娯楽や遊びに対しての執念がものすごかった。 実際は、生きていくだけで精一杯のはずなのに、作品から悲惨さはあまり感じられません。元気くんの周りには、大変な状況の中で前を向いて暮らす周りの大人たちが沢山いて、根底には明るさがあるからです。ちょっと説教臭いときもありますが、大人になった元気くん(中年)が過去を振り返って、しみじみと当時を語る姿が毎話印象的でした。