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銃声飛び交う狂騒の時代を生き抜く男がいた。 娘と国、そして己の未来の為、闘う男が行き着く先はー…。 執念と美意識から生まれる圧倒的筆致。 見る者すべてを魅了した『虎の娘』未発表作が40年の時を超え復活!(ヤングキングアワーズ2021年8月号)
銃声飛び交う狂騒の時代を生き抜く男がいた。 娘と国、そして己の未来の為、闘う男が行き着く先はー…。 執念と美意識から生まれる圧倒的筆致。 見る者すべてを魅了した『虎の娘』未発表作が40年の時を超え復活!(ヤングキングアワーズ2021年8月号)
「少年派遣制度」で依頼を受けた佐狐と虎徹。気乗りしない依頼を反故にした二人を待ち構えるのは侍の「亡霊」…!?圧倒的熱量で繰り広げられるアウトローバトルアクション!!
怪獣男と揶揄され、居場所がない有馬恭平は『大怪獣ガニラ』を召喚し、憎きこの世界を破壊することを決めた。そんな有馬の目の前に現れたのは自らを『魔法少女リリカル・アカリ』と称する少女で―!?
奇襲戦術として知られる“アヒル囲い”を主軸に戦う将棋打ち・金渕は、とある交流会で女性の将棋打ちと対局する事に。しかし彼女は、幼少期に大敗を喫した因縁の相手で‥!?
主人公のテッドは、運が悪い。ただ、初恋の幼馴染・ロックと病室が隣あわせだから、やっぱり運がいいのかもしれない。同じ奇病にかかった二人が織りなすジュブナイル青春ストーリー開幕!
夏目房之介やいしかわじゅんが高く評価していて、大友克洋に影響を与えもし、 一時代を築いた伝説的な漫画家。 宮谷について知っていたことはこんなところだった。 検索して出てくる絵はどれも暑苦しく、執拗な描き込みに満ちていて、 劇画の時代を体現していて........さっき名前を挙げた二人の漫画評論なんか読むと、なかなか凄いっぽいのはわかるけど、いまいち どう凄いんだっていうのが伝わりづらい、まあいわば近寄り難い人ってイメージを 否めなかったのよね。 しかしそんな彼が久々に新作を描いたとあって、門外漢である自分もどんなものを描いたのか、ちょっくら確かめたく思い、ヤングキングアワーズを手に取ったのである。 結論から言うとそれほど面白くは感じなかった、かな。絵がどうしても古くて、やっぱりその、世代が違うっていうか、なんだろうね。カッコいい無骨な男が訳有りな少女を守り抜くという、王道といえば王道な話が、しかし絵の古さでグルーブできない。 (主人公の相棒が襲ってきた二人組にガソリンをぶっかけ、逃げていくところを あえて主人公が挑発して発砲に追い込み、たちまち火に包まれるシークエンスや、敵の組織の鉄砲玉に対し、丸腰にも関わらず自身が銃を持っていると思い込ませて、迫力だけで相手を逃亡に追いやったりするところはカッコ良かったです。) もっと調べてみると、実は新作でもなくて、80年代に創刊まもないスピリッツで短期間連載したシリーズの未発表の前日譚だったらしく。 だからなのか、長期間新作を描いてこなかった漫画家がある時その空白を破った時、何かとてつもない風景を目の当たりにできるのではないかという衝撃、それが全然なくて、正直がっかりしてしまった。なんだ再録かよー、的な とりあえず宮谷一彦をほとんど読んだことのないひとが読んだ人の率直な メモ程度として、書き残しておきます。 (宮谷作品は他にも色々あるのでまたチャレンジはしてみたい!)