ふたりの男と不思議な少女は、不透明な今を遊転する……。(月刊コミックビーム2021年6月号)
小学生の佐藤はある日、棒人間になる病気にかかってしまう。病気を治す方法は、脳に刺激を与えること。思春期の刺激といえば、“恋”――!?ジャンプ期待の新鋭が送る青春ドラマラブコメディ!
腕利きの殺し屋・加茂祐介。彼は今人生最大の危機に瀕している。それは標的が凶悪なマフィアだからでも、任務が危険だからでもない。大好きな彼女との約束が迫っているからである!! 殺し屋としての任務か、それとも最愛の彼女か。究極の二択に迫られる加茂はこの窮地を乗り越えられるのか!?
すごい独特な画風で、いい意味で雑誌の中で浮いています。 写実的な絵の上からペンで輪郭をなぞっているような…なんとも言えない感じ。 ただ雑誌とか安い印刷で読むのにはあまり向かないですね。しっかりとした紙にちゃんと印刷された状態で読みたい。 内容としてもかなり淡々としているんだけど、おじさんふたりの関係性や、無計画に正月に山へ温泉に行ったら全然店やってない感じにちょっとクスッと出来たり、謎の少女の存在が異物感もありパッと花のように明るくなったり、と不思議な漫画ですごく魅力的です。