あらすじ行きつく先はバッドエンド! そんな運命を背負った悪役令嬢マリアベル・テンペストに転生した主人公。平穏な生活を求め、奮闘する日々だったが、オズ・コンテストを境に状況が一変! サラの行動によりクラスメートを敵に回すことに…。嫌味を言われたり、水をかけられたり…典型的ないじめにあってしまう。そしてさらにマリアベルを追い詰めていくサラ。その行動はエスカレートしていき、ついには刃を向ける――! 悪役令嬢の運命は!? 人気小説乙女ゲーム転生ファンタジーのコミック化最終巻! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。
ゲームの悪役令嬢・マリアベルへ転生したものの、意思とは反する悪役令嬢らしい言動が自動的に繰り広げられるオートモードで物語が進んでいく。 どのエンドも痛くて苦しいバッドエンドばかり。 また次もかと感情が死んできた6週目。 オートモードが切れ、さらに0歳からのスタートとなった。 6週目は断罪ルートを回避するため、悪役令嬢となるフラグを潰しに、潰し。 ゲーム開始まで残り3年となる魔法学園中等部への入学からストーリーは始まります。 信頼は皆無、信じられる人もいなかったオートモード時代が深く心に刻まれているため、周囲の評価にも関わらず、マリアベル視点だと非常に自尊心が低いです。 悪役令嬢だからか、忍び寄ってくるトラブル。 マリアベルは断罪されないルートを手にすることができるのか。 そんなお話です。 悪役令嬢ものと端的に言っても、バリエーションが多いですね。 オートモード時の話はあまり出てこないのですが、そのためにトラウマの強さを感じ取れます。 見たくない映像を見せられ、最後の嫌な思いは確実にしなければいけないとしたら、罰ゲームというか拷問に近いものだからでしょうか。 創意工夫して乗り切ろうとするマリアベルには、後に引けない思いと強さを感じます。