掲載誌情報flowers小学館2024/10/28ミステリと言う勿れ/アドレスどちら/数字であそぼ。/詩歌川百景/狼の娘/僕のジョバンニ/マロニエ王国の七人の騎士/水槽夜曲/神無月紫子の優雅な暇潰し/オープンクロゼット/新井理恵劇場 猫山さん/雨、こんこんと、綿帽子【単話】/執事は恋を名乗らない/緋のつがい/終の花嫁/あらあらかしこ/ポーの一族 青のパンドラ/煌燿国後宮譚/狛犬撫でたら/そして女神は微笑む/きみに奏でる僕の音/黒薔薇アリスD.C.al fine/獣医者正宗捕物帳/ポーの一族 ~春の夢~/
作品情報著者梅サトarrow_forward_iosカテゴリ女性マンガarrow_forward_ios出版社小学館arrow_forward_iosレーベルflowersarrow_forward_ios掲載誌flowersarrow_forward_ios
美術の授業で有名絵画の模写をするようにという指示に、模写はただのコピーで芸術の自由が尊重されないとしてボイコットした生徒たちと、教師、そしてそれに巻き込まれてしまった美術部員の一部始終を描いた読切。 その教師もちょっと変わった人で、描かずとも模写も立派な芸術であることをわからせるためにそこに居る全員でレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を再現しようと提案します。 最終的に、全員が腑に落ちるというのは難しかったかもしれないけど、ボイコットの中心人物の青木くんの心には多少響いたのかな。 模写の目的は上手に描くことじゃなくて、その経験だということ。 自分も中学?の授業で有名絵画の模写をしたことがありました。確かシャガールだったと思いますが、自分では絶対に思いつかない構図とか配色を再現するという経験は役に立つとかは置いておいて結構しっかりと記憶に残ってます。 いつか時がたって、みんなとやった最後の晩餐の再現がふとした時にいい記憶として思い出すといいと思いました。いい話だった。