ついに纐纈城に入城した土屋庄三郎。血の記憶が甦り、纐纈城が何であるのかを知る。三合目陶器師は己の過去と対峙するべく、園女と伴源之丞もとへと急ぐ。そして纐纈城から命からがら生還した高坂甚太郎は、決着をつけるべく再び纐纈城に向かう。「死の恐怖……苦痛こそが生きている唯一の証拠」「血の記憶をたどれ……血の記憶をたやすな」「それがとだえれば人間は魂は……永劫に……救われまい」「死の恐怖におびえ苦痛にのたうつことがあってこそ」「人間は はじめて……自分が地獄の住人であったことを……」「知る」──石川賢が再構築した『神州纐纈城』ここに完結!!
朝にマンバから通知がきて気づいたが個人的に石川賢の書いたマンガの中で「極道兵器」と並ぶくらい傑作だと思っているのがこの「神州纐纈城」 「極道兵器」の陽気な狂気とは違い暗い狂気が全面にでている 最初の深紅の布の探索から感じからどんどん話が広がっていき最終的にはいい感じになってたはずです... 私の特に好きなシーンは、以下でした。 ・「纐纈布」を作成するために血を集めるのですが、その血を集めるため機械がむちゃくちゃ種類があり石川賢の想像力が凄まじさがよくわかる。 ・三合目陶物師と光明優婆塞との常軌を逸した会話 このマンガはあらすじを書いたり感想を読んだりしても物凄さを人には説明できないと思うので少しでも興味がある場合は読んだ方をおすすめします。 あと何を言ってるかわからないと思いますが、私はこのマンガを三回読みましたが、なんでか知らないけど毎回結末が違う印象で、マンガなので何回読んでも同じ結末のはずなのになぜか違うと思ってしまう。これは一体なんなのか?