あらすじ

床下に落ちていた子供用靴下の謎……。夏の夜にだけ聞こえる怪金属音……。「日常」は、実はみちみちと怪奇に満ち満ちている――。アナタの「自然」観、「バードウォッチング」観はへにゃりと揺らぐ!北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!!好評を博した『とりぱんIN台湾』第2弾を収録。今度は女性漫画家4人(作者・青木幸子氏・伊藤静氏・冴島ユカ子氏)での珍道中。まず羽田空港でいろいろやらかしてます!
とりぱん 1巻

少し変わってて、少しクールで、割と背が高い、北の町に住んでるイトコからの手紙――そんなような漫画です。東北の某ベッドタウン在住の作者(30代・独身・女)が、野鳥、ネコ、風物、方言、地元料理など“日常”のすべてをネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。読む者の自然観をへにゃりと揺るがすモーニングの人気連載作。かわぐちかいじ・さだやす圭、両審査員が激賞した第17回MANGAOPEN大賞作品も完全収録!

とりぱん 2巻

君のことは、たぶん一生、忘れない。短い間の、ちょっとした付き合いだったけど――――。「素敵だ!」「気持ち悪い!」と賛否両論の嵐を巻き起こした「カマキリかまさん編」を完全収録。そして、巻頭の「とりぱん写真館」では、アオゲラ・ポンちゃんや猫のミーちゃんの雄姿が拝めます!自分の自然観と比べてみると、なお楽しい。“日常”のすべてをネタに綴られる北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!

とりぱん 3巻

一人暮らしの(週刊連載)漫画家が、家賃が激安だからと50坪の庭がある仕事場を借り、すべて家庭菜園にしたら……どうなるか?漫画界・文学界・バードウォッチング界が絶賛!東北ベッドタウン発・身の丈ワイルドライフ。そして巻末に芥川賞受賞作家・絲山秋子氏とのスペシャル対談を収録。「とりのさんの漫画には詩があること、季節と色、そして沈黙が見事に描かれている」と絶賛する絲山氏との対談は必読です!!

とりぱん(4)

この漫画は焙じ茶に合います。東北のベッドタウン、50坪の菜園がある借家で一人暮らしの作者が、野鳥・犬猫から季節の風物まで、日常のすべてをネタに綴る“身の丈ワイルドライフ”。お茶うけに、1冊いかがですか。エサ台で巻き起こる『とりぱん』史上最高のドタバタ活劇や若冲展に“お呼ばれ”した京都旅行編など、名場面豊作の第4巻!巻末には、おたよりコーナーも。読者から寄せられたリアルなエピソードが満載です!!

とりぱん(5)

作者が時々立ち寄る自然観察施設で保護されたヒヨドリのヒナ“ヒヨちゃん”は人なつっこい性格で、たちまち職員や常連のアイドルに。ずっとここにいると、みんなが思いはじめていたのだけれど……。野鳥のヒナなんか、拾うもんじゃない。野生のものの目を、のぞき込んではならない。あの「カマキリかまさん編」(第2巻収録)以来の反響を呼んだ“せつないとりぱん”――――「ヒヨちゃん編」を収録。巻頭には家庭菜園の写真掲載。

とりぱん(6)

おなじみのヒヨドリやツグミ、ハクチョウ、猫などの面々に加え、トンビやフクロウが登場。フクロウなどは、その子育てを見に、わざわざ山の上のリンゴ園まで遠出しました。他にも、リスやニホンカモシカ……何故かクリオネまで。流氷の天使・クリオネにいたっては、スーパーの魚の切り身の横で売られていて……!?おまけ漫画には、とりの氏が出会った漫画家さんたちも出演!盛りだくさんの6冊めです。

とりぱん(7)

前略、引っ越しました。理由は風呂です。前の仕事場から数百mしか離れてない場所ですが、越したら越したで色々と……。引っ越し先のエサ台では、牛脂の減りが異常に早い。そのため補充が追いつかず、急きょ豚の背脂を置いてみることにした作者だが、常連の鳥たちの反応はいかに……!?かわいいタヌキやカッコウも初登場。障子の貼り方まで学べる大好評の北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ、7冊め!

とりぱん(8)

そういえば今年、蝙蝠を見たっけ。双眼鏡や顕微鏡がなくても、見上げれば「自然」はそこにあったりする……おなじみ北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ。高尾山編やヒヨドリのヒナ3兄弟、空飛ぶ鯉のぼりなど盛りだくさん!真夏の夜の幻夢。それに続く悪夢(バイオハザード)……あの、「マイマイガ大発生事件」迫真のルポを収録!単行本名物「おたよりコーナー」は質量ともに史上最高の充実度です!!

とりぱん(9)

猫をたくさん撫でた日。豆を煮た日。車の中でスズメバチと二人きりになっちゃった日。――――穏やかで、かつ冒険に満ちた「日常」という時間。野鳥はもちろん、熊やトンボやその他も登場。あなたの自然観を“へにゃり”と揺るがす北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!そして、バカで淋しがり屋で、時々凶暴だったけど、忘れ得ぬ1頭の犬の思い出「ジョンのこと」ほか、描き下ろし漫画計18p収録。

とりぱん(10)

トマト・バジル・ササゲ・枝豆と、2010年の夏は畑が大豊作!でも作者の家庭菜園には、一つ大きな問題があったのです……。時々「魚ぱん」、たまーに「虫ぱん」、結構「猫ぱん」。もちろん野鳥ネタはたっぷり。描き下ろし漫画(カラー口絵含む)もドーンと22p入った、おなじみ北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ10冊め!!「裏話が読みたい」との要望に応えて、「メイキングオブとりぱん」も収録!

とりぱん 11巻

2011年3月11日、北東北・M市はこんな夜を迎えていた――――モーニング掲載時に大きな反響を呼んだ「震災の記」前後編を収録。作者のサイン会で、来場者に1コマずつ配られた幻の作品「100コマまんが」の全貌も明らかに!エサ台の野鳥から猫から町内会費まで、あらゆる“日常”を題材に送る大人気エッセイ漫画11冊目。福満しげゆき公認、『僕の小規模な生活』リスペクト企画『私の小規模な鳥活』も収録!!

とりぱん(12)

庭のエサ台を訪れる野鳥を中心に、猫・昆虫・金魚・料理・物置・温泉…と日常すべてを素材に綴られる、北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ。12巻目はおっきな犬や狩人バチや牛など、いつも以上にいろんな生き物たちが登場。“震災後”の東北も語られます。かわぐちかいじ公認・おなじみパロディ編『私はビートリズ』も収録!「るりさんとめるりさん」を含む、描き下ろし漫画も計22ページと大サービス!!

とりぱん(13)

おなじみ北東北ベッドタウン・のほほんエッセイ漫画13冊目。作者の庭のエサ台にやってくる野鳥たちが繰り広げるコントの数々は、きっとアナタの「バードウォッチング」のイメージを根本からヘニャリとねじ曲げることでしょう。夏休みの絵日記や自由研究の参考にもなる……かも!?『とりぱん』一の萌えキャラ・つぐみん(ツグミ)ネタが質・量ともに特盛りです!弘兼憲史公認『トリ締役・鳥工作』も収録!

とりぱん(14)

『王狩』『茶柱倶楽部』の作者・青木幸子氏と行った台湾旅行のてん末「とりぱんIN台湾」。恒例「読者のお便りコーナー」には、ウガンダからの投稿が。……何やらグローバルな展開?でも北東北の野鳥たちの様子は相変わらず。猫も虫もシャケも出てきます!ダイオウイカもいいけれど、「自然の驚異」は、意外と足元にもいるのです。

とりぱん(15)

床下に落ちていた子供用靴下の謎……。夏の夜にだけ聞こえる怪金属音……。「日常」は、実はみちみちと怪奇に満ち満ちている――。アナタの「自然」観、「バードウォッチング」観はへにゃりと揺らぐ!北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!!好評を博した『とりぱんIN台湾』第2弾を収録。今度は女性漫画家4人(作者・青木幸子氏・伊藤静氏・冴島ユカ子氏)での珍道中。まず羽田空港でいろいろやらかしてます!

とりぱん(16)

好評・女性漫画家4人の珍道中シリーズ(?)は15巻の「台湾編」に続いて「東北温泉編」を収録。今回のメンバーは作者と、レギュラー(?)の青木幸子氏&伊藤静氏、そして和央明氏。今回も伊藤氏がいい味出してます!腰空蜻蛉、安松飛七節、山椒魚、薮雨、懸巣、蝙蝠、狐……漢字で書くと漢方薬みたいだけど、いつも以上にいろんな生き物登場。読むとのんびりしたくなる、北東北ベッドタウン・生き物みっしみしエッセイ漫画!

とりぱん 17巻

最強の天敵・ホンドギツネ出現。気づけ、つぐみん!…風雲急を告げるエサ台の他、女性漫画家5人の休日を描く「とりぱんin京都」をカラー付きで収録。ヒト科ゆるふわ系女子の「ほっとけなさ」なんぞヌルく感じるエナガのヒナも登場など、相変わらず盛りだくさんの北東北ベッドタウン・生き物すし詰めエッセイ漫画!

とりぱん(18)

出会えない“青い鳥”、サンフランシスコで生ガキ、そしてグランドキャニオン…旅日記シリーズ最長編「とりぱん in USA」、カラーページも完全収録。そして2015年のエサ台は史上屈指の豪華絢爛さ! キツツキが入り乱れ、ニューフェイスやキツネや●ンまで!!

とりぱん(19)

あわや三面記事…という展開! 超緊迫の「クマ遭遇ドライブ」事件。もちろん野鳥たちの大騒ぎは相変わらずだし、他にも「アゲハチョウのサナギの羽化」に今度こそ立ち会うための涙ぐましい奮闘記や、雨の日のブロック塀に刻まれた謎のらせん模様の意外すぎる正体など、連載10周年&500回を突破してますます快調な北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフエッセイ漫画!

とりぱん(20)

庭のエサ台では、いろんなキツツキたちがすっかり馴染み客に。ヒヨドリ・ツグミなどのレギュラー陣と「天然コント」を繰り広げる。しかしキツネ&テンの、四つ足・肉食系まで常連になってしまい…巣立ち前のヒナは大丈夫? 北東北のベッドタウンを舞台に、野鳥・猫・クモ・スズメバチから雪かき・草取り・キツネのうんこ・アウトレットモールまで、「日常」という冒険をつづり続ける大人気エッセイ漫画!

とりぱん 21巻

連載12周年を迎えた大人気エッセイコミック! 今巻はエサ台常連組の野鳥たちはもちろん、オニグモやヘビ、サケや白馬まで顔を(体も)出します。おなじみ「女性漫画家珍道中シリーズ」は、秋の東北が舞台。好評「読者のおたよりコーナー」にはちょっと不思議なオカルト系のお話も! 北東北のベッドタウンで暮らす作者が、「日常」を五感で楽しみ、味わいながらつづる身の丈ワイルドライフ・2016年夏~冬編!

とりぱん(22)

身の丈ワイルドライフエッセイ漫画、連載開始から12年を越えて初の事態が。ハイタカ等の猛禽類が、日替わりで作者宅の庭に襲来! 平和だったエサ台は、「狩り場」と化してしまうのか? 他にも、山から四つ足の大物がやってきたり、カラスの「料理」を目撃したり、ダム湖が干上がってたり…北東北のベッドタウンは、いつも小さな冒険に満ちてます。そして、記念すべき第600話では、隠されていた重大な事実が明かされるのだ!

とりぱん(23)

サケが川岸でひからびてたり、シカの頭部が3百円で売ってたり、庭の野鳥のエサ台にタカが来て狩りをしまくったり、雪の上にヒヨドリが突き刺さってたり、とっても大きな月が出たり…。北東北のベッドタウンを舞台に、「日常」という冒険を描き続ける大人気エッセイ漫画、17年秋~18年春編。前巻から、ネコ濃度が上昇中です。おなじみ・女性漫画家軍団の温泉旅行記も! 人気コーナー「とりぱんクッキング」は増量でお届け。

とりぱん(24)

電動チェーンソー&草刈り機をついに購入! だが使い始めた直後、思わぬ事態が…。他に巨大金魚・きんちゃんのラストデイズや、よりによって猫を病院に連れてく途中に出会った迷子のカルガモヒナ救出作戦、おすすめのクリの調理法まで、盛り沢山の18年春~秋編。『ジャイアントキリング』のムックに掲載された、初のスポーツ短編『スノーサッカー』も収録。累計118万部・週刊連載13年突破の北東北ベッドタウン生き物便り!

とりぱん(25)

北東北の某ベッドタウンで一人暮らしをする作者が、庭に集まる野鳥たちの姿を中心に、「日常」のすべてを描くエッセイ漫画、‘18晩秋~‘19初夏編。この冬、また猛禽たちは襲来するのか…。エサ台の萌え系アイドル・つぐみんは無事に春を迎えられる? 黒猫2匹・なっちゃん&くーちゃんはもちろん、突然現れた3本脚のキツネやヨーグルトが作れる木の話など、相変わらずいろんな生きもの盛りだくさん! 実話系漫画誌に掲載された幻のエッセイ漫画5編(『忘れられない男』・『ごめんねドクター』・『ファッション沈没』・『8本足ペット物語』・『こんな引っ越しはイヤだ!』)も初収録です。特に『こんな引っ越し…』は読んでてハラハラ…物件選びって鬼門が多いです……。

とりぱん(26)

街路樹に生えてたキノコを食べてみたり、大きな切り株を拾ったり、庭でカマドウマの大群を見たり、友達の漬けたタクアンと毛布を交換したり、テンのフンの中身を調べたり…日常の中にも「ワクワク」はたくさんあるのだ! ついに通算700回超&連載15年目突入の大好評北東北ベッドタウン・生き物エッセイ漫画、’19初夏~冬編! おなじみの野鳥たちや、作者宅の黒猫2匹は安定の気ままっぷりだし、ニホンカモシカやコウモリなどレアキャラもお目見え! 単行本初収録の短編漫画『何をやっても銭失い』も入ってます。

とりぱん 27巻

あなたは知っていただろうか、ミノムシのメスの凄絶な生涯を…。こんな「自然観察」ってアリ!? 庭のエサ台に訪れる野鳥たち(キツツキやヒヨドリやツグミ、猛禽のハイタカも!)の天然コントを中心に、腹部のないアリ集団の謎、家庭菜園におけるニラの問題、リンゴ無人販売所の盗っ人対抗策から、田舎道のラブホの奇妙なデコレーションまで…「日常」に溢れる冒険をつづった生き物てんこ盛りエッセイ漫画!

とりぱん(28)

産卵中のジョロウグモに母性を感じたり、公園に寝そべって流星群を待ったり、山の産直で幻のフルーツを買ってみたり。庭に来るツグミ、キツツキ、タカなど野鳥たちのドタバタっぷりは、コロナ禍の世でも相変わらず。バードウォッチング雑誌「BIRDER」とのコラボ企画で、アメリカ製のセンサーカメラも使ってみました。デジタルメカの感度は、なっちゃん&くーちゃんの「黒猫センサー」を上回るか? 何巻から読んでも面白い、北東北ベッドタウン・のんびり系生き物エッセイ漫画! 20年夏~21年冬編を収録。

とりぱん 29巻

古い火鉢を買ってみた。エサ台のリンゴを誰かに盗まれた。山の産直で天ぷらそばを食べた。オタマジャクシのお腹を久々にちゃんと見た。コウモリの死骸が落ちていた。飼いネコ2匹のマーキングが止まらないーーコロナ禍の状況でも、“日常”という名の波乱万丈は続く! 野鳥や昆虫やキツネやニホンカモシカが「天然コント」を繰り広げる中、鮮やかにうつろう東北の四季。手紙のような詩のような俳句のような…どこから読んでも平気で楽しい、おなじみ北東北ベッドタウン・生き物満載エッセイ漫画、’21年春~秋編!

とりぱん 30巻

秋の味覚を求めて山の産直に向かえばクマの痕跡(フン)を見つけたり、牧草地に降り立ったカラスの大群に出会ったり。そして、雪の季節がやってくれば、とりのなん子式“新”牛脂アミがついにお披露目。賢いカラスとの知恵比べに、果たして勝利することができるのか!? キツネやタヌキも現われて、とりの宅の庭は見る者を飽きさせず! 氷点下が当たり前の北国の冬に、たくましく生きる生き物たちの姿をお届けします。季節はいつもと同じようにめぐるのに、今回も新たな発見が盛りだくさん。どこから読んでも楽しめる、北東北ベッドタウン・生き物満載エッセイ漫画、’21年秋~’22年春編を収録!