あらすじ真白悠(元ヤン・目つき悪し)は、虹原印刷の新入社員。クセの強すぎる職場のメンバーに囲まれながら、印刷物と向き合う毎日を過ごしていた。そんな中、現場は冬の繁忙期クライマックス。メイン業務の一つである卒業アルバムは、完成した後もひと波乱で、いつも以上にてんやわんや。一方で、真白は自分の過去を知る灰島との再会するなど、人間関係も急展開で見逃せない…! 笑いあり涙ありな印刷会社コメディー、第5巻!!
体力と気力を使いそうな業界なので、やる気と根気と元気がある元ヤンは、一人いてくれると場の雰囲気が変わるんだろう。 漫画を読んでいても、清々しい。 印刷をお願いすることもある仕事をしていたことがあり、大手印刷会社へ見学へ行かせてもらったりもしたので、業界あるある話がとてもおもしろく、技術についても勉強になった。 「午前3時の無法地帯」はデザイン会社のお話で多少説明はあったが恋愛が主。 いっぽう、「刷ったもんだ!」は印刷会社が舞台ということもあって、印刷についての話はこちらが非常に詳しい。 印刷業界おもしろ話を読みたい方は、ぜひ「刷ったもんだ!」を。 ちなみに、世にでている一般の書籍も気をつけてよく見てみると、雑誌の中にアタリテキストがそのまま入っていたり、絵本に消し忘れたのだろうパスがあったり、なかなか大変のものが残っていたりして、苦労が忍ばれる。