あらすじ

屋根裏部屋から飛び出し、幼馴染のクロードとの幸せをつかんだオパール。海を渡り、現在クロードが侯爵として暮らしているタイセイ王国へと降り立った。結婚式を目前に控えたある日、呼び出されたクロードと共に王宮へ行くと、そこで紹介されたクロードの友人、エリク・プラド―男爵から痛烈な言葉を浴びせられる。しかし、そんなことで黙るオパールではなく、笑顔でやり返し…。そして、急に対面することになるアレッサンドロ陛下には笑顔で歓迎され、困惑することに!?幸せをつかんだはずのオパールだったが……待望の新章突入!
屋根裏部屋の公爵夫人 1

埃っぽい屋根裏部屋から始まった、公爵夫人オパールの新生活。若き公爵、ヒューバートとの政略結婚で住むことになった邸は敵意に満ち、そして邸の者に大切にされている『天使』と呼ばれる女性がいた…いわれのない不名誉な噂のせいで悪評の的にされ、邪魔者扱いされるオパールだったが、負けず嫌いな公爵夫人はこのままじゃ終わらない!女は領地経営と無縁。そう油断する者たちを出し抜いていく……!! オパールの未来は明るいものになるのか―原作もり先生がコミックスのために書き下ろしたショートストーリーが林先生によるコミックになり特別収録!

屋根裏部屋の公爵夫人 2

味方のいない公爵邸の屋根裏部屋で生活を始めた、公爵夫人オパール。邸の図書室で見つけた帳簿を見ていて気が付いた不正を確かめるためにオパールは公爵領へと向かう。領地管理人の不正を暴いたが、夫であるヒューバートはオパールの言葉を信じることはなく、逆に怒鳴りつける始末……とうとうオパールは「ある計画」を実行に移すべく動き出す――!負けず嫌いな貴族令嬢の華麗なる反撃開始!!

屋根裏部屋の公爵夫人 3

無知な夫ヒューバートから、王都の屋敷と公爵領を自分のものとしたオパール。ヒューバートとステラを残し、一人で公爵領へと移り住んだオパールは、かつて不正を働き、改心したオマーと共に、公爵領の運営を始めた。そんな生活が3年続いたある日、公爵領にヒューバートが訪れる。一抹の不安を覚えるオパールだったが、その不安は的中する。ヒューバートはとんでもないことを持ち込んできて……屋根裏部屋から始まったオパールの快進撃に立ちはだかる新たな壁とは…!?

屋根裏部屋の公爵夫人 4

夫、ヒューバートが無謀な計画の上に買い取ったマンテストの開発が隣国のルーセル侯爵の出資により軌道に乗った。そのことに安心したオパールだったが、そこへヒューバートが「正式に結婚して夫婦となりたい」と告げてきた。ヒューバートの思いがけない申し出に困惑するオパールだったが、既にただの家族の情しかないと感じていると心中を告げ、ヒューバートに離縁状を渡した。自身の今後の身の振り方を決めたオパールは最後の挨拶にと王都の公爵邸を訪れるが、そこで待っていたのはステラからの罵倒で――オパールの幸せはどこにあるのか……不憫な境遇に負けない女性の快進撃第4巻!

屋根裏部屋の公爵夫人 5

屋根裏部屋から飛び出し、幼馴染のクロードとの幸せをつかんだオパール。海を渡り、現在クロードが侯爵として暮らしているタイセイ王国へと降り立った。結婚式を目前に控えたある日、呼び出されたクロードと共に王宮へ行くと、そこで紹介されたクロードの友人、エリク・プラド―男爵から痛烈な言葉を浴びせられる。しかし、そんなことで黙るオパールではなく、笑顔でやり返し…。そして、急に対面することになるアレッサンドロ陛下には笑顔で歓迎され、困惑することに!?幸せをつかんだはずのオパールだったが……待望の新章突入!