夫、ヒューバートが無謀な計画の上に買い取ったマンテストの開発が隣国のルーセル侯爵の出資により軌道に乗った。そのことに安心したオパールだったが、そこへヒューバートが「正式に結婚して夫婦となりたい」と告げてきた。ヒューバートの思いがけない申し出に困惑するオパールだったが、既にただの家族の情しかないと感じていると心中を告げ、ヒューバートに離縁状を渡した。自身の今後の身の振り方を決めたオパールは最後の挨拶にと王都の公爵邸を訪れるが、そこで待っていたのはステラからの罵倒で――オパールの幸せはどこにあるのか……不憫な境遇に負けない女性の快進撃第4巻!
原作はなろうで連載中、タイセイ王国編が始まるところまで読んでました。コミカライズもニコニコ漫画でときどき読んでます。やっぱ前半の公爵邸での胸糞展開はみんながヒューバートをボロクソに言うのを見ながら読むに限りますねww 主人公オパールの才色兼備ぶりと健気さが、口だけは一人前の無能ヒューバートと勘違いクソ野郎しかいない公爵家のおかげで際立って見ていて爽快。 つけあがったバカどもに慈悲をかけつつ、きっちり縁を切るオパールの有能ぶりは見ていて満足感があります。 原作を読んでいるとき、オパールはもっとキリッとした意志の強い聡明な美人だと思っていたのですが、小説・コミカライズでのビジュアルはかなりおっとりしていて儚げな女性で驚きました。 自分のイメージとは違いましたが、いっそう公爵家の仕打ちが非道なものに感じるいいデザインじゃないかなと思います。 【ニコニコ漫画】 https://seiga.nicovideo.jp/comic/39862 【原作】 https://ncode.syosetu.com/n9587ek/