あらすじ笑って、そして身につまされると、モーニング連載中から大評判!人間関係の軋轢こそがマンガの母だった!「マンガ家志望の人は、読んでおいて損はないですよ!」――(福満しげゆき)業界人がみんな読んでいる(らしい)「マンガを描くマンガ家のマンガ」いよいよ配信!続きを読む
作品情報著者福満しげゆきarrow_forward_ios巻数全6巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社講談社arrow_forward_iosレーベルモーニングarrow_forward_ios年代2000年代arrow_forward_ios刊行期間2011/10/21~2013/09/06ジャンル社会ユーモア・ギャグエッセイ登場人物登場人物・キャラクター(7)
あらすじ笑って、そして身につまされると、モーニング連載中から大評判!人間関係の軋轢こそがマンガの母だった!「マンガ家志望の人は、読んでおいて損はないですよ!」――(福満しげゆき)業界人がみんな読んでいる(らしい)「マンガを描くマンガ家のマンガ」いよいよ配信!続きを読む
最近、"妻"がツイッターにハマっているらしく、福満しげゆきのアカウントから過去作の切り抜きがたびたびアップされているのを目にする。一世を風靡している100日のワニほどではないにしても数百から数千、ときには万単位のいいねがついている。アックスは青林工藝舎時代からの読者としては真に感慨深いものがある。 (ちなみにマンバさん、福満しげゆきの青林工藝舎から出ているタイトルがすべて載っていないので、何卒載せてあげて下さい) とくに『僕の小規模な生活』のもとになった、というより、小規模な生活がそれの続編にあたる『僕の小規模な失敗』(青林工藝舎)はいったい何度読み返したことだろう。そればかりではなく、家に何冊も備蓄しておいて、遊びにきた友人知人に「これめっちゃオモシロイから読んでくれ!」と半ば強制的に持ち帰らせていた。反応はまずまずだったと思う。 小規模な失敗はとにかく気合いが凄かった。最近の漫画はコマを縦に三段で割るくらいが一般的だが、手塚時代でもせいぜい四段で割るくらいだったが、福満しげゆきは五段とか六段とかまでいっちゃう。コマが豆粒みたいになって読みにくいんだけど、たぶん本人にもその自覚があって、始めのほうは大きくコマを取っているんだけど、だんだん描きたいことと残りのページとの釣り合いがとれなくなってコマが小さくなっていく。それでも加速度的に熱が籠もっているからなのか、小さなコマを追っていってしまう。 気合いの入った熱い漫画家であるいっぽう、大変なひねくれ者でもあるようなので、自身の漫画を自分のツイッターで宣伝するなんてできなさそうなところを妻がナイスアシストでツイートしている。いやあ、なんだか羨ましいですなあ。