あらすじ

単行本1巻が出て、書店様用にポップを作って、他誌の編集者から声をかけられて……。業界人はみんな読んでいる(らしい)、業界のみならず巷でもちょっと評判(!?)の「マンガを描くマンガ家の漫画」!あけすけでリアルな生活――マンガ家志望の人は(そうでない人も!)、読んで損なし!
僕の小規模な生活 1巻
笑って、そして身につまされると、モーニング連載中から大評判!人間関係の軋轢こそがマンガの母だった!「マンガ家志望の人は、読んでおいて損はないですよ!」――(福満しげゆき)業界人がみんな読んでいる(らしい)「マンガを描くマンガ家のマンガ」いよいよ配信!
僕の小規模な生活(2)
単行本1巻が出て、書店様用にポップを作って、他誌の編集者から声をかけられて……。業界人はみんな読んでいる(らしい)、業界のみならず巷でもちょっと評判(!?)の「マンガを描くマンガ家の漫画」!あけすけでリアルな生活――マンガ家志望の人は(そうでない人も!)、読んで損なし!
僕の小規模な生活(3)
「このマンガはどの巻から読んでも同じような内容なので、むしろこの巻から読んでみてはいかがでしょうか!?」(福満しげゆき)――とは言うものの、新たに加わった担当編集がド新人だったり、別の雑誌で連載がはじまったり、そして夫婦には大きな事件が……!元祖、マンガ家マンガまだまだ進行形です!さらに、あの著者憧れの少年誌(!)、「週刊少年マガジン」で連載した、『東村山あたりの夕日』も完全収録!!
僕の小規模な生活(4)
あけすけでリアルな「マンガを描くマンガ家の漫画」も新展開!福満家に赤ちゃんがやってきた!男目線の育児マンガ編・中ヒット感謝!!息子0歳→1歳!!陰謀だらけの現代社会(著者は陰謀趣味)で、疑念と不安と後悔に満ちた“僕”の育児マンガ!!「みなさん、中途半端な育児マンガですよ!!」(福満しげゆき)
僕の小規模な生活(5)
それは約20年前のこと。どこにでもいるサエない中学生の“僕”に、積極的に話しかけてくる同級生の女の子がいた。めんどうくさいやつ。やがて二人は別々の高校に進み、“僕”の人生は転落を始める。ようやくあれが「初恋」だったと気づいた時、すでにもう彼女は手の届かない所へ羽ばたき去った後だった……。絵が得意なだけの中学生が、自意識過剰マンガ家になる過程を描いたら、9年越しの失恋物語になりました。福満節が爆裂の“痛い青春物語”回想編開幕です!
僕の小規模な生活(6)
最高傑作!!との呼び声も高い【回想編】完結!!さらに……完全描き下ろしの特別編10P&新作読み切り「日本のアルバイト」36P収録!!昔好きだった女の子から賞賛のメールをもらって浮かれたり、マンガの賞をもらったはいいけど、授賞式で編集のダシに利用されたり、突然の孤独にさいなまれたり、失業におびえたり……疑念と不安と後悔に満ちた“僕”が主人公のマンガ家マンガ、絶好調!!
カワイコちゃんを2度見る

カワイコちゃんを2度見る

『妻と僕の小規模な育児』が好評でツイッターフォロワー急増中の福満しげゆき2冊目の単行本。著者こだわりまくりの意外と普通な日常的ゾンビ漫画『日本のアルバイト』収録。ヤングマガジン増刊掲載の『初体験物語』『未知との遭遇』『飼ってはいけない居候』『鉢植えの恋』は、若気の至り爆発です。
まだ旅立ってもいないのに

まだ旅立ってもいないのに

『妻と僕の小規模な育児』が好評でツイッターフォロワー急増中の福満しげゆき初の単行本。表題作のほか『僕たちは残尿感を感じる為だけに生まれてきたんじゃない』『つまらない映画の中の君とつまらない映画の中の僕』『フカンゼン少年』など、心がざわつく気になるタイトルの11作品を収録。伝説の漫画誌ガロ初出の『みか月さん』『知らないトコロの知らないロボット』も、入ってます。
やっぱり心の旅だよ

やっぱり心の旅だよ

『妻と僕の小規模な育児』が好評でツイッターフォロワー急増中の福満しげゆきが、かつて生活のためにエロ漫画家を目指すも失敗した恥の記録的作品集。『おねえさんのキック』『エリートの若妻』『お嬢様麗華の社会科見学』など、チャレンジエロ作品収録。ちなみに表題作の『やっぱり心の旅だよ‥』ほか、非エロ漫画も収録してます。
僕の小規模な失敗

僕の小規模な失敗

『妻と僕の小規模な育児』が大好評でツイッターフォロワー急増中の福満しげゆき版・私漫画シリーズ第1弾。おなじみの妻と結婚するまでの超・紆余曲折編です。工業高校入学→中退→定時制高校入学(ガロに持ち込み)→夜間大学入学(いつの間にか中退)→妻と出会うがストーカー扱い→紆余曲折ありまくりの末に結婚→でも漫画で食えないので妻が働くことに。までを描いた「日本一小規模な漫画家」の「小規模なまんが道」第1弾。第2弾『僕の小規模な生活』(講談社刊)第3弾『うちの妻ってどうでしょう?』(双葉社刊)第4弾『妻に恋する66の方法』(講談社刊)第5弾『妻と僕の小規模な育児』(講談社刊、コミックDAYS連載中)に続く私漫画シリーズは、ここから始まりました。
福満しげゆき初期作品集 娘味

福満しげゆき初期作品集 娘味

何故?彼らはここにいるのか… 福満しげゆき幻の初期短編集「10年たって彼らはまた何故ここにいるのか…」(幻堂出版)収録作品に加え、描き下ろし最新作「さらに10年たって彼らはまた何故ここにいるのか…」、デビュー作「娘味」ほか初期傑作短編を収録。
試し読み
妻と僕の小規模な育児

妻と僕の小規模な育児

僕のマンガで何とか食えるようになったので仕事を辞めて家でゴロゴロしていた妻が、ある日ムックリと起きて「赤ちゃんほしい」と言いました。‥‥で、話は飛んで赤ちゃんが生まれたところから始まる、診断が多い育児生活。この作品は、とある小規模なマンガ家の私生活を基にしたフィクションという体裁の、私漫画です。
僕の小規模な生活
僕の小規模な失敗も!
僕の小規模な生活 福満しげゆき
影絵が趣味
影絵が趣味
最近、"妻"がツイッターにハマっているらしく、福満しげゆきのアカウントから過去作の切り抜きがたびたびアップされているのを目にする。一世を風靡している100日のワニほどではないにしても数百から数千、ときには万単位のいいねがついている。アックスは青林工藝舎時代からの読者としては真に感慨深いものがある。 (ちなみにマンバさん、福満しげゆきの青林工藝舎から出ているタイトルがすべて載っていないので、何卒載せてあげて下さい) とくに『僕の小規模な生活』のもとになった、というより、小規模な生活がそれの続編にあたる『僕の小規模な失敗』(青林工藝舎)はいったい何度読み返したことだろう。そればかりではなく、家に何冊も備蓄しておいて、遊びにきた友人知人に「これめっちゃオモシロイから読んでくれ!」と半ば強制的に持ち帰らせていた。反応はまずまずだったと思う。 小規模な失敗はとにかく気合いが凄かった。最近の漫画はコマを縦に三段で割るくらいが一般的だが、手塚時代でもせいぜい四段で割るくらいだったが、福満しげゆきは五段とか六段とかまでいっちゃう。コマが豆粒みたいになって読みにくいんだけど、たぶん本人にもその自覚があって、始めのほうは大きくコマを取っているんだけど、だんだん描きたいことと残りのページとの釣り合いがとれなくなってコマが小さくなっていく。それでも加速度的に熱が籠もっているからなのか、小さなコマを追っていってしまう。 気合いの入った熱い漫画家であるいっぽう、大変なひねくれ者でもあるようなので、自身の漫画を自分のツイッターで宣伝するなんてできなさそうなところを妻がナイスアシストでツイートしている。いやあ、なんだか羨ましいですなあ。