あらすじ天正三年天下取りに立上った巨獣信玄は陣中に斃れ、最大の危機をのりきった信長は御所にたてこもる将軍義昭を放逐、足利幕府はここにその幕を閉じる。さらに信長は長年の敵浅井朝倉を倒し、長島願証寺を焼き払うと、再度上洛をめざす武田軍団を家康とともに長篠で粉砕、天下統一にむけて大きく前進する。しかし、運命の皮肉か、疑心暗鬼の虜となった腹心の将光秀の謀叛にあい、一代の革命児は京都本能寺で紅蓮の炎の中その波乱の生涯を閉じる。
偉大なる歴史小説家・山岡荘八先生の原作の、偉大なる歴史マンガ家・横山光輝先生によるコミカライズ作品になります!!! もうこれだけで、特に説明不要、読まずして名作とわかるのですが、読むことをオススメします!! 私も織田信長関連の書籍は文字・マンガ問わずいくつも読んできましたが、意外と語られない尾張統一の過程なども丁寧に描かれており、また新たな発見がありました。 BOφWYの歌詞でたまに出てくる「はすっぱ」の意味がわからず、「すきっ歯」のことだと思っていたのですが、「蓮葉」という比叡山のお坊さんの隠語で遊女を意味するものだということを教えてくれたのもこの作品でした。