あらすじ「上は天文、下は地理を知る」と豪語する藤吉郎を起用した信長は、天下を狙って上洛する今川義元を田楽狭間(桶狭間)で打った後、物見遊山の旅姿で京都山科言継卿との面会を果たす。一方、美濃の斎藤義龍が病死し、龍興が継ぐ。これを機に、小判五百枚、銭五百貫と蜂須賀小六を従えた藤吉郎は、墨俣に一夜城を造り、稲葉山城を落とした。信長はこれを岐阜城と改め、天下統一の第一の布石をした……
偉大なる歴史小説家・山岡荘八先生の原作の、偉大なる歴史マンガ家・横山光輝先生によるコミカライズ作品になります!!! もうこれだけで、特に説明不要、読まずして名作とわかるのですが、読むことをオススメします!! 私も織田信長関連の書籍は文字・マンガ問わずいくつも読んできましたが、意外と語られない尾張統一の過程なども丁寧に描かれており、また新たな発見がありました。 BOφWYの歌詞でたまに出てくる「はすっぱ」の意味がわからず、「すきっ歯」のことだと思っていたのですが、「蓮葉」という比叡山のお坊さんの隠語で遊女を意味するものだということを教えてくれたのもこの作品でした。