あらすじ信長か、弟の信行か。織田家の内紛は両派に分かれて、骨肉の争いが絶えない。反信長派の巨頭・林佐渡を那古野城主に引き抜いた信長の一策は、一族の確執に終止符を打つかに見えたが……。信長のうしろ盾となっていた舅の斎藤道三が、息子の義龍の謀叛によって非業の死をとげると、再び信長の立場は不安定となり、涙をのんで弟信行を斬る。かくて内部の禍根を断った信長は、全力をあげて外敵・今川にあたる。
偉大なる歴史小説家・山岡荘八先生の原作の、偉大なる歴史マンガ家・横山光輝先生によるコミカライズ作品になります!!! もうこれだけで、特に説明不要、読まずして名作とわかるのですが、読むことをオススメします!! 私も織田信長関連の書籍は文字・マンガ問わずいくつも読んできましたが、意外と語られない尾張統一の過程なども丁寧に描かれており、また新たな発見がありました。 BOφWYの歌詞でたまに出てくる「はすっぱ」の意味がわからず、「すきっ歯」のことだと思っていたのですが、「蓮葉」という比叡山のお坊さんの隠語で遊女を意味するものだということを教えてくれたのもこの作品でした。