あらすじ

秀吉の失言により、毛利対策会談で敵対してしまった別所と織田。悩む秀吉に官兵衛は「欲擒姑縦」という高等戦術を授ける。下剋上の乱世を「三十六計」の策を用い生き抜く、青年武将・黒田官兵衛を時代劇画の巨匠・平田弘史が描いた本格時代劇巨編!!
黒田・三十六計 1巻
応仁の乱の以後、黒田家は乞食同然で流れ者となっていた。しかし、誰にも恨みを抱かせずに多くの人々を喜ばせながら、流浪の身からついに豪邸を手に入れる。下剋上の乱世を「三十六計」の策を用い生き抜く、智将・黒田官兵衛!!その生涯を描く、大河時代劇巨編!!
黒田・三十六計 2巻
黒田家が仕える小寺に小豪族たちが攻め入った。黒田官兵衛は若干17歳ながら、重臣たちの間に割って入り、十日以内に解決すると宣言する。戦国時代の天才軍師・黒田官兵衛が知略と策略をめぐらし、少年から青年へと成長する姿を時代劇の巨匠が壮絶に描く本格派時代劇。
黒田・三十六計 3巻
父・職隆が隠居し、黒田官兵衛が小寺家の筆頭家老になったのは、彼が二十二歳の時であった。そしてこの年、妻をめとったのだが…戦国時代の天才軍師・黒田官兵衛が知略と策略をめぐらし、少年から青年へと成長する姿を時代劇の巨匠が壮絶に描く本格派時代劇。
黒田・三十六計 4巻
織田信長に与した小寺家は毛利軍に攻めら危機に陥るが、官兵衛の策略により劣勢ながらも勝利する。この活躍により信長から高い評価を得た官兵衛だったが、小寺重臣からは信長に肩入れする官兵衛に不満の声が上がりはじめていた。天才武将・黒田官兵衛の戦術とは!?
黒田・三十六計 5巻
秀吉の失言により、毛利対策会談で敵対してしまった別所と織田。悩む秀吉に官兵衛は「欲擒姑縦」という高等戦術を授ける。下剋上の乱世を「三十六計」の策を用い生き抜く、青年武将・黒田官兵衛を時代劇画の巨匠・平田弘史が描いた本格時代劇巨編!!
黒田・三十六計 6巻
官兵衛の主人・小寺政職から官兵衛を殺せとの手紙を受け取った荒木村重。主人に忠誠を尽くしてきた男の悲劇に心を痛め、殺すことはできぬと官兵衛を土牢に入れることに。孤独な牢の中で名軍師・官兵衛が巡らす思いとは……?巨匠が描く本格戦国劇画!!
黒田・三十六計 7巻
三木城の惨状を知った官兵衛は天を仰いで泣いた。そんな官兵衛を慰めようと酒宴を開く温かい家臣たちの心に、官兵衛はまた涙した。そして、禁制に従わない者を平定したいという秀吉の相談に、「混水摸魚」という計略を打ち出すが…!?黒田官兵衛の見事な計略が冴え渡る、一大戦国叙事詩!!
黒田・三十六計 8巻
時は天正年間――播州・小寺家の筆頭家老である黒田官兵衛は、織田信長と出会い、時勢の変革を感じて信長に与してゆく。天正十年四月、信長の命で羽柴秀吉に従い中国の毛利討伐に向かった官兵衛は、備中高松城を攻略中、信長の訃報を知るのであった――――
駿河城御前試合

駿河城御前試合

寛永六年九月二十四日、駿河城内において城主徳川大納言忠長の面前で行われた真剣御前試合!史実に拠れば当日行われた十一組の試合において、二十二名の対戦者のうち十四名が敗北、または相打ちによって即死。生き残った者はわずかに六名だったという。凄惨な真剣勝負を描いた残虐血まみれ時代劇の金字塔!!第一部「駿河城御前試合」(第一話 被虐の受太刀)(第2話 破れたり不殺剣)(第三話 蝦蟇剣法)(第四話 風車十字打ち)(第五話 疾風陣幕突き)(第六話 身替り試合)(第7話 無惨ト伝流)(第八話 無惨執念剣)第二部「武士道無惨」(第一話 復讐の石牢)(第二話 眼を突く剣士)(第三話 邪淫許すまじ)第三部「戦国無惨」(第一話 鬼哭の城主)(第二話 悲運記)(第三話 無為の生涯)を収録。
撃剣

撃剣

1960年代後半から始まった劇画ブームを担った平田弘史や小池一夫の伝説的作品と2000年代に描かれたネオ劇画の夢の競演! 掲載作品一覧------平田弘史「弓道士魂」(全1巻第1章より収録)、原作:小池一夫 作画:神田たけ志「御用牙」(第1巻第1話「坐禅ころがし」より収録)、原作:小池一夫 作画:桃尻三郎「飛び加藤」(第1巻第1話より収録)、とみ新蔵「鉄門海上人伝~愛朽つるとも~」(上巻1第1章より収録)、ケン月影「江戸おんな柔肌暦 其の一・熟れ頃快楽」(大江戸おんな乱れ舞・第1巻第1話「熟れ頃快楽」より収録)、作画:ふくしま政美 脚本:大西祥平&ヴァンブラン「竜剣 大菩薩峠」(第1第1巻より収録)
劇画 信長公記

劇画 信長公記

天文十五年(1546)――室町幕府の力が衰えた時代に元服した織田三郎信長は、抑えられない性欲に苦しんでいた。そんな折り、守役・平手政秀の計らいで、信長は斎藤道三の娘と結婚する事となる。私生活が充実し、軍備の充実など、精力的に活動する信長であったが、一族の中には彼を「うつけ者」として、家督相続を認めない動きもあった。誰も見た事がない信長……記念すべき第1巻!
薩摩義士伝

薩摩義士伝

独特の武士魂が育った薩摩藩島津家。家中には上級武士と下級武士の対立が根強くのこっていたが・・・その薩摩藩に徳川幕府より、濃尾治水工事の命令が下った。時代劇画の巨匠平田弘史が描く凄絶な大河ドラマ第1弾!!
怪力の母

怪力の母

名将・北条氏康の重臣・清水康英は伊豆軍団の総大将。そして、その妻・寿は類い希なる怪力の持ち主だった。心優しく、頭の良い寿は領民たちにも慕われていて…。人生如何に生きるべきかを問う、強く優しく、戦国の世を生き抜いた武将の妻の物語!!
信長公記

信長公記

天文十五年(1546)――室町幕府の力が衰えた時代に元服した織田三郎信長は、抑えられない性欲に苦しんでいた。そんな折り、守役・平手政秀の計らいで、信長は斎藤道三の娘と結婚する事となる。私生活が充実し、軍備の充実など、精力的に活動する信長であったが、一族の中には彼を「うつけ者」として、家督相続を認めない動きもあった。誰も見た事がない信長……記念すべき第1巻!
試し読み
座頭市

座頭市

劇画界の第一人者として一時代を築き、今なお熱いファンを持つ劇画家・平田弘史。「座頭市の歌が聞こえる」と「座頭市海を渡る」は劇画家として注目され、貸本マンガ界から雑誌まんが界に掲載され始めた頃の作品であり、1960年代後期に雑誌漫画界で起こる「劇画ブーム」の先陣となる記念すべき作品の一つである。劇画作家・平田弘史の傑作時代劇画「座頭市」が蘇る!