あらすじクズな両親に捨てられて、底辺を生き延びる中学3年生・住田。ひたすら“普通に生きたい”と渇望するが、自分を嘲笑する「他人には見えないバケモノ」に悩まされる。それは、彼ひとりの問題のはずだった。しかし……。スリ常習犯の夜野は、親友・住田の借金600万円をサプライズ清算してあげるべく、とんでもない犯罪の片棒をかつぐことに!!そして、住田までも……!!ひたすら「普通の人生」に憧(あこが)れる――ちっぽけな願いがブレるとき。心の闇が、まわりの人間に“伝染”していく!!
1巻読了。 まだまだ、序盤だが、物語はこれから深いところいくのだろうと思う。 それにしても、中学生の子供を残して家を出てしまう母親って。 そして、スリを続ける友達。 住田を救うためとはいえ、簡単に強盗をしてしまうとは・・・。 登場人物には、突発的な衝動で動いてしまう人々が多い。 人生は、一度ぬかるみに入ってしまうと抜け出せないということか。 映画の原作がマンガだったと知って驚いた。