マンバ読書会 ~知られざるコンビニコミックの世界~ レポート吼えろペン』。 サンデーGXコミック版とは全く違うボツになった最終回が こちらのコンビニコミック版にだけ収録されており、 島本和彦ファンの方は必見です。  現場にない本についても、適宜プロジェクターに投影して補足されながら 終始和やかなムードで進行しました。 普段は全く耳にしないような情報が次々と飛び出てきて、完全な聴衆として 遊びに来た方の満足度も高い内容でした。 プレゼンタイムの後は、一時間ほどの読書タイム。 話された作品を読んだり、またそれについて語り合ったりしていました。 この日、話題になった作品をいくつか紹介します。 ---- 『ねこだのみ』 少年画報社の『ねこぱんち』で有名な、猫まんがアンソロジーの小学館版。 それだけ聞くと「パクりではないのか?」と思ってしまいそうですが、中を見ると 萩尾望都、雁屋哲、谷口ジロー、高橋留美子といった錚々たる面子。 神保町のにゃんこ堂(猫書籍専門店)で入手したとか。 『ぱんだぱんち 福々』  『ねこぱんち』のパンダ版で、パンダマンガばかりが載っており懸賞ページの景品もパンダ一色。 始まった瞬間にパンダが死んだ話が話題に…。 作家陣の中で特筆すべきは角光先生。 かつて少年チャンピオンで「パンダのこ」というマンガを描いていた筋金入りのパンダ好きだそうです。 現在は『BEASTARS』のお手伝いをされているそうで、パンダキャラのゴウヒンさんは角先生が描いているのでは?というお話がありました。 『まるごとあさりちゃん』  全表紙を並べた巻頭のおまけページが素敵な1冊。 単行本未収録の第1話が載っていて非常に貴重だったのですが、 最近電子書籍で読めるようになってしまったそうです。 『解体屋ゲン』  「解体屋」と書いて「こわしや」と読む本作。 内容としては土建業者版『こち亀』。500話以上描かれながら、 単行本一冊とコンビニコミック二冊しか出ていなかったものの 最近ようやく電子書籍化が本格化してきた知る人ぞ知る名作です。 『映画原作ドラえもん大全集』  今回持ち込まれた中でも、最厚の1000ページ超えのコンビニコミック。 『ドラえもん のび太の恐竜』から『ドラビアンナイト』まで、 11編の『大長編ドラえもん』シリーズ+『ぼく桃太郎のなんなのさ』を収録。 当時の映画ポスターなどのカラー資料も貴重な一冊です。 『コアコミックス あなたの知らない闇世界』  なぜか板垣恵介先生が表紙を手がけているアウトロー系作品。 空間が歪みそうな圧を表紙から感じます。 裏社会系マンガもコンビニコミックの特徴。あるシリーズを コンプリートしているという方もいました。 『ブルース・リー物語』『与沢翼物語ー平成の肉食主義ー』  「この二冊が並べられるイベントなんてここだけだ!」 という、今回のイベントの特異性を如実に示す二冊の並び。 読んだ方によれば、内容としてはどちらも非常に面白かったとのことです。 『バカ潜入!』  現在『バスタブに乗った兄弟~地球水没記~』を連載中の櫻井稔文先生の 以前の名義で描かれた、体を張りすぎたルポマンガ。 風俗店の体験ルポに始まりホームレスとの飲み会や宗教施設への潜入など、 大手ではなかなかできないハードな内容で、現在はプレミアがついています。 ----  こちらが、この日集められたコンビニコミックのすべてです。 「持って来るのが重かった」 と口々に言われたり、 「臭いので気を付けてください」 と独特の臭いを放つ本もあったりといった ”コンビニコミックあるある”もあり、笑いを誘っていました。 全体的に普段の読書会にはない、独特の雰囲気に包まれた会でしたが 「今日は本当に素晴らしかったです」 という参加者の方もいらっしゃいました。 今後も多くの方にご参加して頂ける広いテーマの読書会も行っていく傍らで、 こういった独自性のあるテーマでの読書会も引き続き開催できればと思います。
笑って読める日本名作漫画ランキング ❋ラブコメ及びギャグ漫画を含む。※ネタバレを含むコメントです吼えろペン! シリーズ 5位 SKET DANCE 6位 らんま1/2 〔新装版〕 7位 NieA_7 Recycle 8位 ピューと吹く!ジャガー 9位 トクサツガガガ 10位 日常 吼えペン&ガガガの名言は次の世紀に伝える義務があると思ってます。
独り言広場吼えろペン』の続きは描きたくない!」と言ってるマンガがもう『吼えろペン』になってるの面白すぎる https://twitter.com/simakazu/status/1276469662071447552
あらすじ東京近郊のレンタルビデオ・CD店の2階にある、(株)炎プロダクション。そこではひとりの熱血漫画家が、日夜命がけで原稿と格闘していた。彼はこれまで、締切りに間に合わないという弱音を吐いたことは1度もなかったのだが…。決して妥協を許さない大熱血漫画家・炎尾燃は、今日も作品のため燃えに燃えまくる!超熱血&爆笑の、半実録マンガ家一代記。伝説の名作『燃えよペン』の魂を継ぐ勇者たちが、ここに集う!!続きを読む