あらすじ“富み久”の板場を引退し、花板を山村に継いだ富田久五郎。その気持ちを察し、女将を継ぎたいと思っている富田キクヨは、休日、吉屋純子を芝居に誘い、その胸の内を告げる。そんなキクヨの気持ちを知ってか知らずか、サンデー法律事務所のアルバイトとして世の中のいろいろな人と出会うようになり、“富み久”があらゆる人から賞賛されていることを知り、家業の重みを再確認した富田さつき。久五郎の元に届いたマツタケを食べる内輪の席で、その決心を“富み久”の面々に告げる。