アナリスト…それは、相手チームを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示する“チームの黒幕”。阿月総一は実業団バレーボールチーム<日村化成ガンマンズ>のアナリスト。とあることを条件に、全日本男子バレーボール監督の座を約束される。それは、万年地区予選1回戦敗退の私立中学校男子バレー部に全国制覇させることだった!
神と崇められし男に跪く無数の迷い人。神とは希望の光を与えし聖人。そして時に、絶望の闇を与えし俗人。カルト宗教の闇に迫る戦慄の黙示録-少年の心より光失われし時、闇の物語が動き出す。
今井瑞希。22歳。教員採用試験に不合格し、かろうじて母校の野々村中学校の非常勤講師となった。瑞希が教師を志したきっかけは、野々村中の恩師・青木先生との出会いだったが、彼は体罰問題が元で、今は亡き人に。青木先生との思い出を心に秘め、ミズキは真正面から生徒と向き合い、時には熱い拳で生徒と親に気持ちを伝える型破りな新米国語教師として、今日も2年1組の生徒に熱い授業を行う!
血で血を洗う戦国乱世の底の底、地に這い蹲る男が一人――武士になることを夢見るも、過酷な現実の泥の中でもがき続け、絶望と屈辱にまみれた末に男の中で芽生えた、激烈なる野望。人を欺き、利用しながら己が欲を満たすために走り続ける中、戦国の異端児・織田信長との出会いが男の運命を大きく変える――天下への階段を駆け上がる豊臣秀吉の、波瀾の生涯を鮮やかに描破!今を生き抜く力を与える、戦国大河浪漫!!
日常に物足りなさを感じていた小山はるかは、デパートで備前焼の展覧会を目にする。1枚の大皿に心を奪われたはるかは、備前焼作家“若竹修”の名前だけを頼りに、岡山県備前市へ飛ぶ!
織田信長、豊臣秀吉の茶頭を務め、茶の湯でもって戦国の世を戦い抜いた大茶人・千利休。利休に師事し、後世「利休七哲」と呼ばれる高弟達もまた、茶人として、そして武人として戦いを挑んでいく――。高山右近、蒲生氏郷、織田有楽、荒木村重ら「利休七哲」が生涯のすべてを捧げて歩んだ壮絶なる「茶の湯の道」とは!?戦乱の時代で「茶」に生き「茶」に死した男達の物語!!
幕末迫る天保年間、大坂を火の海に変えた「大塩の乱」。その首魁・大塩平八郎。真面目な性格で、役人でありながら出世の企てや不正の横行ばかり目立つ役人社会の堕落に嫌悪し、「武士としての功名気節が叶わないのであれば、学問を究め真の道徳者を目指す!!」と江戸へ旅立つ。剛直で正義感の強い平八郎が、挙兵に至るまでに辿った激動の道筋とは!?平八郎の波乱万丈な人生を軸に、歴史的大事件の核心に迫る意欲作!!
人気ゲーム『かまいたちの夜』を作った我孫子武丸が今度はコミックで魅せる!!下着を盗もうと女性の部屋に忍び込んだ主人公・山根亮太は、そこで女性の他殺体を発見してしまう。しかし、彼には警察に行くことができない事情があった…自室に少女を監禁していたのだ。なぜかその少女と、事件の謎に迫る亮太。はたして犯人は!?