言葉で語り尽くせない程の、ギュッと心を鷲掴みにされる漫画。
この作品に抱く感情はまだ言葉にしたくないし、できないと思う。他者は他者であると強く思いながらも「呪縛」なるものが私のなかにもあって、それさえも自分を形づくるものであることに嫌気が差す。 この作品には、ほんの少しの違和感を肯定してくれる言葉がある。繰り返し、時間をかけて読みたい。
※ネタバレを含むクチコミです。
<ログライン> 両親を事故で亡くした女子高生が親戚の小説家に引き取られ、共に生きていく話。 <ここがオススメ!> 全巻を通して、泣かないことなどなかった。 「女子高生と小説家の共同生活の物語」と言えば、 それはそう。 しかし、そこに深いリアリティがある。 セリフがあまりにも上手く、生身の人間の会話がある。 自分とは何か?他人とは何か?家族とは?愛とは?生きるとは? とにかく、様々な問いを投げかけ、感情を揺さぶってくる。 「時々不幸せでもいい。でも、あなたの幸せを願う」 こんなにも深い愛の物語があろうか。 <この作品が好きなら……> ・ブランチライン https://manba.co.jp/boards/116623 ・3月のライオン https://manba.co.jp/boards/10081 ・亜人ちゃんは語りたい https://manba.co.jp/boards/11475
短編2本で前半は表題のドントクライ、ガール いたって正常なJKが裸族であること以外完璧なイケメンの叔父の家に居候 常識ってなんだっけ?正しいんだけど何かがズレてる違和感とのギャップが面白い 後半の漫画はお堅いヒューマンドラマ。前半とガラッと印象変わります。 サクッと読めて良い漫画
槙生の淡々とした人見知りの性格が朝によって解されているように感じる。 槙生の姉の子供である朝は、両親が亡くなったのに悲しくない。 そんな自分は変なのか?と槙生に聞く。 変じゃないと言われて安心する。 そんな日々はとても大切。 自分の中の違和感をきちんと話せる、聞いてくれる大人がいる、それは、もしかして両親ではなく、少し距離のある間柄の方が言いやすいのかもしれない。 1巻読了。
入れ替わりものというのは、すでに一つのジャンルと言ってもいいと思います。この作品もその一つ。しかし、「君の名は。」に代表されるようなコミカルで表層的なものではなく、ヤマシタトモコらしい表現で真摯に描かれています。テーマはかなり深くて、結局のところ自分とは何なのか?人と人とが関わり合うことの意味は?男らしさ女らしさとは?そしていつでもどんな状態でも新しい自分になれるんじゃないか?と色々含まれている思います。 わずか2巻で完結しますが、とても読み応えのある作品でした。
「無敵」が嫌すぎるw ラストシーンが完璧。
以前ドラマやってましたね。思い出して読み返しちゃいました。 和ホラーは怖さが脳に残る。 サラッとした書き方だけど、コマづかいがなんとも言えない間を表してて恐怖感掻き立てる。心の隙間にスッと入り込んでくる周りの人たちに困惑する主人公。 除霊シーンは何ともヌメッとしていて何とも言えない。 私的には好みでしたが、BL要素があるので苦手な方はちょっと難しいかも。
タイトルだけは知ってて作家さんも知ってたんですけど、なんだこのえっちな除霊は… 心霊的な漫画なのも知ってたけど、しっかりえろくてびっくりした。 霊っているんですかねえ。見えたら怖いかもですけど三角くんが気持ちよくなれるんなら除霊されたいですねえ…。 夏にぴったりです。
言葉で語り尽くせない程の、ギュッと心を鷲掴みにされる漫画。