ぎこちなくも清純な交際をしている高校生、シュウジとちせ。札幌が突然の空爆に襲われたある日、シュウジは思いも寄らない姿に変身していたちせに出会った。背中から羽が生え、空をマッハ2の速度で飛び、とてつもなく破壊能力を持つ、自衛隊によって改造された“最終兵器”。それがちせだった。地球のあちこちで紛争が起こるたびに呼び出され現場へ向っていくちせと、彼女を見守ることしかできないシュウジ。ふたりの未来はいったい…!?
“箱根”目指して再び輝け!青春駅伝物語! 高3の夏、東北大会で敗れ、インターハイ出場の夢が絶たれた陸上800m選手の速田ハヤタ。家は貧乏で大学に行くお金もない。そのまま、地元で就職かと思っていた矢先、IT企業が買収した私立大が、全国で選考会を開催し、駅伝部員を募るプロジェクトを立ち上げたことを知る。選ばれれば学費免除、しかもチーム監督は人気トップアイドル!? どこか胡散臭さを感じながらも、心の中で「走ること」を諦めきれていなかったハヤタくんは、採用試験レースに挑むことに。だがしかし…レースはその場で組まれた急造チームで挑むハーフマラソンだったのだが、チームメンバーはバラバラでまったくまとまりなく!?
舞台は沖縄の離島。ここで美容師の睦と小学生の一星父子が慣れないふたり暮らしに挑戦です!緩やかな空気と島の人、美味しい食べ物を通じて、それぞれが成長していきます。毎日一生懸命で、疲れたあなたの心に効くあったかい物語!
時は昭和中期。田舎から、東京郊外の本屋の旦那様の所に嫁いできた“奥さん”。しかし旦那さんはすぐに亡くなり、奥さんは本屋を一人で切り盛りすることに。商店街の人々をまきこみながら、独自の書店商売を繰り広げる奥さんの「恋物語」。
▼第1話/START!▼第2話/TWO HEARTS▼第3話/終わりの季節▼第4話/with▼第5話/幸せになりたい▼第6話/曇りのち晴れ▼第7話/笑顔の行方▼第8話/ありがとう▼第9話/KIDS BLUE▼第10話/PRIDE▼第11話/Maybe Tomorrow●主な登場人物/北野雄二(札幌の大学から、就職のために上京。周りの人の幸せが自分の幸せと言い切る“いいひと”なのだが…)、桜妙子(雄二の高校時代からの恋人。北海道にいるため雄二とは遠距離恋愛)、二階堂千絵(東大卒のキャリアウーマンだが、会社や仕事に不満の毎日)●あらすじ/北野雄二はスポーツメーカー「ライテックス」に就職するのが夢だった。“いいひと”すぎる雄二は、困っている人をみると親切にせずにはいられない性格。北海道から就職試験のために何度も上京するのだが、その度にハプニングに巻きこまれ、遅刻を重ねてしまう(第1~3話)。▼やっと就職できた夢の会社なのに新入社員研修でまたもや遅刻の雄二(第4話)。▼研修地先に向かうバスもなくなり、走って現地へ向かう途中、副社長の車に便乗できたのだが(第8話)、▼研修地先では苛酷な試練が待ち受けていた(第9話)。▼おまけに会社の主任である千絵との仲を疑われるはめに(第11話)。●本巻の特徴/この第1巻では、雄二がなぜライテックスに入社したかったのか(第1話)、また入社するまでの経緯などが紹介される(第1~4話)。
漫画家たちの「戦争」アンソロジー 漫画家の感性が「未来の戦争」の予感を、戦時への想像力で捉えた作品を集め話題を呼んだ「ビッグコミックオリジナル戦後70周年増刊号」を底本に再編集し、追加原稿も多数収録した増補愛蔵版アンソロジー。排外主義と非寛容。世界全体を覆うきな臭さは、すでに新しい「質」の戦争が起きているとも考えられる。漫画家の想像力は果たして「戦争」をどう表現するのか。水木しげる、山上たつひこから浅野いにおまで異才・鬼才・天才……日本を代表する漫画界の傑物たちの描く「戦争」。小説家等の寄稿も多数収録。角田光代の「漫画の自由さと豊富さ」と題する書き下ろしも収録。
東京から箱根の町に転校してきた「かなた」は、走る事が好きな女の子。そんなかなたが気になる「はると」は、走るのなんか何が面白いのかわからないという男の子。二人を中心に、少年少女は駅伝大会へと挑戦することに…! 青春を駆け抜ける、駅伝グラフィティー。
昔の人は「世界はくり返す」そう信じていたのだという。 草や花が毎年 新しく芽吹くように。 夜から朝になるように。 文明が廃れては 生まれるように。 だが、もう「世界」は くり返すことはない。 このちっぽけな世界は 大人になる前に終わってしまう。 そんな時代に 少年と少女は、生まれた。
▼第1話/タラのワイン蒸しミニトマトソース▼第2話/カボチャとゴーヤーのスパイス煮▼第3話/梅干とごはん▼第4話/ヒジキづくしごはん▼第5話/手間たっぷりのちらし寿司 ●主な登場人物/奥たん(旦那たんには、ももさんとも呼ばれている。お料理が破滅的に好きかつ得意)、Pたん(ミニウサギ。実はこの物語の語り手) ●あらすじ/東京近郊の住宅街、うるわしが丘。そこの一戸建てに、ミニウサギのPたんといっしょに住んでいる“奥たん”は新婚さん。東京でお仕事の旦那たんの帰りを待って、せっせと家事をして、晩ごはんをつくる毎日。今日の晩ごはんは魚に決めた奥たんだけど、お目当てのタラはスーパーでは品切れ。どうしても魚がほしい奥たんは横浜へ向かうけど、そこは今や…!?(第1話) ●本巻の特徴/お料理大好き“奥たん”は今日も、東京にお勤めの旦那たんの帰りを待って、はりきって晩ごはんの支度。だけど“あの日”以来、東京は…? 『いいひと。』『最終兵器彼女』の高橋しんが贈る、新感覚SF!!
不良なのにイジメられっこ、実は「超能力者(エスパー)」の翼。口のきけない雪の「うた」が聴こえるのは、彼にだけ。寂れた温泉街で、ふたりの物語が重なり始める‥‥。遥か冷たい空で生まれ、ただ降りつもり、融けていくしかない、雪に。翼がなければ、翔ぶこともなかったろう。傷つくこともなかったろう。イジメられっこの中学生エスパー・翼と、口のきけない女子高生・雪。雪吹きすさぶ温泉郷に舞い降りた、小さな小さな奇跡―――。高橋しん7年ぶりの週刊連載作、超待望の単行本化!!
メロディ2002年12月号に掲載された、コミックス未収録作品。演劇で結びついたカップル。ある日、ふたりで交通事故に遭い、亡くなってしまった彼女は彼の頭の中に棲み始める…!?最初はとても楽しかったふたりだけど…?(68P)(この作品はウェブ・マガジン:花ゆめAi Vol.34に収録されています。重複購入にご注意ください。)
ギラつく太陽、セミの声、潮の香り…もう二度と巡って来ない“夏休み”――。タロとハルと仲間たちの、たったひと夏の冒険が始まる…。あの名作を『最終兵器彼女』の作者が、日本を舞台に大胆に脚色。少年時代、最後の夏休み…アナタは何か忘れ物をしていませんか?
高橋しんが描く「夏の思い出」短編集登場! 高橋しんが紡いできた優しく切ない「夏の記憶」の数々。 サンデーGXに夏になると掲載される読み切りをまとめて収録。描き下ろしカラーページのほか、大幅に内容を変えて完全版として刊行。 誰もが通ってきた「あの夏の日」の甘酸っぱい記憶がいっぱい。 『なつのひかりの』『ヒミツキチ~少女編~』『ヒミツキチ~邂逅編~』を含む読み切り集!
2001年から2006年にかけてビッグコミックスピリッツ・サンデーGXで発表された「最終兵器彼女」読切番外編を単行本化。カバーイラストは作者描き下ろしの「最終兵器前のちせ」。学校指定ジャージと制服で友達とおしゃべりしている、そんな素朴であどけないちせちゃんが目印です。また特別に四コマ誌「まんがくらぶ」に連載された「私たちは~~散歩する」より、「あの二人」に似た二人が登場する「episode#4: The couple of love beginners.」をフルカラー化して収録。単行本化にあたり、「世界の果てには君と二人で。あの光が消えるまでに願いを。せめて僕らが生き延びるために。この星で。」「スター☆チャイルド」をカラー演出を含め大幅に増ページ&リファインしました。
不良なのにイジメられっこ、実は「超能力者(エスパー)」の翼。口のきけない雪の「うた」が聴こえるのは、彼にだけ。寂れた温泉街で、ふたりの物語が重なり始める‥‥。あの冬、北国の寂れた温泉街で出会った、「人を助けたい」と願う口のきけない女子高生とそれを放っておけない不良の超能力少年。春を迎えた二人が立ち向かうのは、子供たちの切ない願い事や、謎の多い誘拐事件!!““超能力””の真相を知った雪と、高校生になったツバサの新しい季節が今、始まるーー。