いいひと。 1巻
▼第1話/START!▼第2話/TWO HEARTS▼第3話/終わりの季節▼第4話/with▼第5話/幸せになりたい▼第6話/曇りのち晴れ▼第7話/笑顔の行方▼第8話/ありがとう▼第9話/KIDS BLUE▼第10話/PRIDE▼第11話/Maybe Tomorrow●主な登場人物/北野雄二(札幌の大学から、就職のために上京。周りの人の幸せが自分の幸せと言い切る“いいひと”なのだが…)、桜妙子(雄二の高校時代からの恋人。北海道にいるため雄二とは遠距離恋愛)、二階堂千絵(東大卒のキャリアウーマンだが、会社や仕事に不満の毎日)●あらすじ/北野雄二はスポーツメーカー「ライテックス」に就職するのが夢だった。“いいひと”すぎる雄二は、困っている人をみると親切にせずにはいられない性格。北海道から就職試験のために何度も上京するのだが、その度にハプニングに巻きこまれ、遅刻を重ねてしまう(第1~3話)。▼やっと就職できた夢の会社なのに新入社員研修でまたもや遅刻の雄二(第4話)。▼研修地先に向かうバスもなくなり、走って現地へ向かう途中、副社長の車に便乗できたのだが(第8話)、▼研修地先では苛酷な試練が待ち受けていた(第9話)。▼おまけに会社の主任である千絵との仲を疑われるはめに(第11話)。●本巻の特徴/この第1巻では、雄二がなぜライテックスに入社したかったのか(第1話)、また入社するまでの経緯などが紹介される(第1~4話)。
いいひと。 2巻
▼第1話/Revolution▼第2話/Callin’▼第3話/夢を信じて▼第4話/会いたい▼第5話/揺れる想い▼第6話/大迷惑▼第7話/HEART VISION▼第8話/MY FAVORITE THINGS▼第9話/ROAD RUNNER▼第10話/APPROACH▼第11話/One More Dream●主な登場人物/北野雄二(札幌の大学から就職で上京。部長宅に下宿している)、稲葉(新入社員で幹部候補生)、城山部長(人事部部長。雄二と同居するはめに…)●あらすじ/自分の夢だった会社に入社した北野雄二だが、新入社員研修で人事部係長である清田に意見したために、目の敵にされてしまう(第1話)。▼結局、東京本社配属に落ち着き、順風満帆なはずだった、雄二の新生活。ところが、独身寮が使えず、管理人の家に居候することに。なんとそこは人事部部長・城山の実家だった!(第4話)。▼どうやら城山の娘婿はライテックスの社員だったらしいが、自殺したという。複雑な人間関係のなかでもいいひとぶりを発揮する雄二に城山も心を許してゆく。入社式での新入社員代表の挨拶も無事すませ(第7話)、▼会社員生活が始まった。飛び込み営業でシューズを売れるだけ売れという。苛酷なノルマに打ち勝つのは、頭脳派・稲葉か、いいひと・雄二なのか(第8話)。●本巻の特徴/雄二への清田の嫌がらせの原因となる事件がこの巻で勃発(第1話)。また雄二のライバルとなる稲葉がここから登場する(第4話)。
いいひと。 3巻
▼第1話/僕は大丈夫▼第2話/忘れないで▼第3話/あの頃へ▼第4話/FOR MY LIFE▼第5話/Miscast▼第6話/うれしいひとこと▼第7話/しってる?▼第8話/ALONE▼第9話/DON’T CRY ANY MORE▼第10話/天使の休息▼第11話/ゆーじ先輩●主な登場人物/北野雄二(札幌の大学から就職で上京。現在は人事部部長の家に居候中)、城山真理子(城山部長の娘。夫に自殺されるという過去を持つ)、有森係長(女性ばかりの部署「LCチーム」のリーダー。最初は雄二を目の敵にするが…)●あらすじ/雄二の配属先はなんと女性ばかりの部署「LCチーム」だった(第5話)。▼男性に対抗意識バリバリの有森係長を始め女性たちから、かっこうのイジメ対象にされる雄二(第6話)。▼が、雄二は、どんな仕事もこなしていく。そんな雄二に心開いてゆく彼女たちだったが、ついに部署が解散の憂き目に(第8話)。▼有望な企画開発が存続の有無を決めるという。企画書を持ち寄るLCチームのメンバーたち。なかなかいい企画が出ず、焦る有森は部下たちと孤立してしまう。雄二はそんな有森を勇気づける(第9話)。▼そして雄二の企画をついに有森が認めることに(第10話)。●本巻の特徴/ついに真理子の夫が自殺の原因が明かに!(第2話)番外編として雄二と妙子の高校時代のエピソード付(第11話)。
いいひと。(4)
▼第1話/生まれたての朝▼第2話/From the Heart▼第3話/いろんな気持ち▼第4話/Tea For Two▼第5話/優しい雨▼第6話/雨の終わる場所▼第7話/POSITIVE DANCE▼第8話/消せない想い▼第9話/帰りたい 帰れない▼第10話/Dream Factory▼第11話/心のままに●主な登場人物/北野雄二(ライテックス新入社員。女性ばかりの部署LCチームの黒一点)、有森係長(女性ばかりの部署「LCチーム」のリーダー。男性に対抗意識が強い)、橋本常務(工場長から常務に抜てきされた人。女性蔑視が強く、有森に「タコ」よばわりされたことを根に持っている)●あらすじ/雄二の考えた使い捨てバレエシューズの企画が通った(第3話)。▼だが、橋本常務の嫌がらせでプロジェクトはなかなか進行しない。工場に直談判に出かけた雄二と有森だったが、むげに断られてばかり(第5話)。▼やっと見つけた工場も何者かの策略で断られる(第6話)。▼そこで二人はぬいぐるみ縫製工場にシューズの発注をすることを考える。話は順調に進んだが、工場長は常務でないと話をしないという(第10話)。▼常務といえばチームをつぶそうとしている張本人。果たして契約をとることはできるのか。●本巻の特徴/LCチーム粉砕を目論む橋本常務が初登場(第1話)。有森との壮絶なる丁々発止が見もの。
いいひと。(5)
いいひと。(6)
いいひと。(7)
いいひと。(8)
▼第1話/WONDERLAND▼第2話/二人の夏▼第3話/戦いの火蓋▼第4話/ジェラシー▼第5話/I LOVE YOU▼第6話/INTRODUCTION▼第7話/TROUBLE IN PARADISE▼第8話/REAL▼第9話/IMAGE DOWN▼第10話/SPY▼第11話/素顔●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の営業部社員)、桃井珠子(丸一百貨店の派遣社員。雄二に片思いしている)、桜妙子(北海道に住む雄二の恋人。休暇を利用して上京中)、稲葉(雄二の同期社員。顔もよくて、仕事もできるエリート)●あらすじ/MaXporTが開店した。人手が足りないので、雄二は妙子をバイトとして連れていく。最初はお互いにライバルと気づかない珠子と妙子だったが…(第2話)。▼妙子のあまりに無邪気な様子を見て、珠子は雄二をあきらめることにする(第6話)。そんななか、話題が話題を呼んで、MaXporTは大成功。新聞に取り上げられることにまでなった。インタビューを受ける雄二だったが、営業本部長はMaXporTに不利な情報を流さなければ、会社をクビにするという(第8話)。▼そして取材当日、ついに雄二と珠子は「本当の接客」の在り方に気づく(第10話)。●本巻の特徴/妙子の上京で、ついに珠子と対決(第6話)。前巻で問われた「本当の接客とは何か」の答えが本巻でMaXporTを通して描かれてゆく(第11話)。
いいひと。(9)
▼第1話/Believe▼第2話/UNFINISHED▼第3話/ノーサイド▼第4話/Special Boy Friend▼第5話/卒業▼第6話/STEP IN NOW▼第7話/next door▼第8話/言いだせないまま▼第9話/君は知らない▼第10話/TWO SPIRITS▼第11話/Giant Steps●主な登場人物/北野雄二(「ライテックス」の営業部社員)、桜妙子(北海道に住む雄二の恋人。休暇を利用して上京中)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女)●あらすじ/成功を収めたMaXporTだったが、臨時役員会で廃止が決定された(第2話)。▼石田課長は地方の百貨店勤務に飛ばされてしまう(第3話)。▼妙子も帰郷し、MaXporTメンバーもそれぞれの道を歩むことになった(第5話)。▼もっと多くの人々を幸せにするには、出世することが一番の道だと考えた雄二は(第6話)、▼昇進をエサに一生を棒に振るかもしれない任務につくことになった(第7話)。▼その任務とは三流大学の陸上部監督のポジションだった。何も知らずに大学を訪れた雄二は陸上部の練習を見ていた老人を監督と勘違いして…(第10話)。●本巻の特徴/廃止される前日のMaXporTに仲間たちが集まり、卒業式をすることで、また新しい章が始まる(第5話)。珠子に替わり、今度は1~2巻で登場したに二階堂千絵が再び登場し、新たな恋の予感を感じさせる(第9話)。
いいひと。(10)
▼第1話/君にもできるすべて▼第2話/DREAMERS ONLY▼第3話/WHY?▼第4話/I’m Here▼第5話/RUNNING TO HORIZON▼第6話/SUMMER GAME▼第7話/SAVE ME!?▼第8話/Lonely dreamer▼第9話/YOU’RE THE ONE▼第10話/手紙▼第11話/ただそれだけ●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。営業部から富士野大学陸上部監督に)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女だが少々抜けている)●あらすじ/富士野大学陸上部の監督に就任した雄二。だが、本人はそれをまだ知らされていなかった。しかも、ライバル校である江戸川学院大学の販促担当まで任されることに…(第2話)。▼半月後に控えた多摩川駅伝大会に向けて、雄二が部員にアドバイスした言葉は「がんばらないでください」。そして駅伝当日。雄二の言葉を深読みした部員たちはパニックに陥るが(第3話)。●その他の登場キャラクター/ザハト君(第2、7~9、11話)・ニセ監督(第5、7話)●本巻の特徴/陸上部員たちに「自分の走り」を確認させることで、ひとりひとりの自覚を目覚めさせていく(第4~9話)。また、駅伝に登場する外国人選手を「助っ人」「ガイジン」とよぶことを批判し、彼らも同じ人間であることを気づかせる(第9話)。
いいひと。(11)
▼第1話/NEWS▼第2話/何処へ▼第3話/いちばん近くにいてね▼第4話/新しいスタート▼第5話/あたたかい日▼第6話/夜明けのブレス▼第7話/BrandーNew Sunshine▼第8話/星空の誘惑▼第9話/LISTEN TO ME NOW▼第10話/Everybody●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。営業部から富士野大学陸上部監督に)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女だが少々抜けている)●あらすじ/せっかく箱根駅伝出場という夢に向かって、チームの結束が深まり始めたところに、突如助っ人として、オリンピック出場経験のある滝兄弟がやってきた(第1話)。▼このままでは、全員で箱根を走ろうという夢がかなえられない。皆の心がバラバラになり始めた富士野大学陸上部(第3話)。▼箱根駅伝予選会は目前に迫っている。社長の命令は滝兄弟を予選会に出場させることだった。が、それに反対した雄二に突き付けられた条件は箱根に出場できなければ、雄二はクビにするというものだった。あえて雄二は予選会出場選手をマネージャーの岩館に選ばせることにするが…(第10話)●その他の登場キャラクター/ザハト君(第2話)・滝兄弟(第1、2、3、6、7、9話)●本巻の特徴/タスキという「約束」でランナーをつなぐ駅伝を通して、どんなに違う立場の人間でも同じ目的に向かって一緒に頑張ることができる「仲間」の大切さを描く(第6話)
いいひと。(12)
▼第1話/愛人▼第2話/微笑のその前で▼第3話/絆▼第4話/空の飛び方▼第5話/二隻の船▼第6話/敵がいなけりゃ▼第7話/情熱▼第8話/ねがい▼第9話/いつか、きっと▼第10話/空耳のホイッスル▼第11話/いついつまでも●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。営業部から富士野大学陸上部監督に)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女だが少々抜けている)、桜妙子(北海道在住の雄二の恋人)●あらすじ/ついに箱根駅伝予選会出場のメンバーが決定した。そのなかには滝兄弟の名前も入っていた(第3話)。▼バラバラになり始めた富士野大学陸上部。しかし、駅伝に出場するには、予選会を勝たなければならない。そこで雄二たちが考えた作戦とは…(第4話)。▼ついに予選会当日がやってきた。滝兄弟たちの思い上がった行動に、チームはますますバラバラになるかのように見えた。しかも滝兄弟たちはレース途中で棄権してしまう(第5話)。▼監督を解任されてしまう雄二だったが…(第9話)。●その他の登場キャラクター/ザハト君(第4話)・滝兄弟(第3~7、10話)●本巻の特徴/前巻で雄二に「タスキ」の持つ意味を教えられた滝兄弟が、予選会で見えない「タスキ」をチームメイトに渡すことで、お互いに信頼が生まれる(第5話)。
いいひと。(13)
いいひと。(14)
▼第1話/Any Game Your Life▼第2話/Be Myself▼第3話/きみとあるいてく▼第4話/あぁ▼第5話/孤独の肖像▼第6話/Fallin’ Angel▼第7話/VOICE OF MY HEART▼第8話/心を開いて▼第9話/ひとりじゃない▼第10話/最後の女神▼第11話/RAIN IN MY HEART▼第12話/harvest rain●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。城山の家に居候している)、桜妙子(雄二の恋人。北海道にいるため、雄二とは遠距離恋愛中)、木田伸之介(温かい家庭を作りたいという夢から、ライテックスに入社した新入社員)●あらすじ/入社2年目になった雄二は、自分の新入社員の頃を思いださせる木田伸之介と出会う(第2話)。▼しかし、ヤル気いっぱいだったはずの木田は、販促部業務課という事務職に配属され、五月病にかかってしまう(第6話)。▼雄二は再び木田にヤル気を取り戻させるため、新しく「課」を作ろうとする(第9話)。●その他の登場キャラクター/二階堂千絵(第1、2、9、12話)、清田係長(第1、4話)、稲葉(第1~3話)●本巻の特徴/苦労してせっかく就職しても、自分のやりたい仕事に就けるわけではない。会社に入ることが目的になってしまっている現代日本の問題をとおして、サラリーマン=会社人間の悲喜こもごもが描かれる(第6~8話)
いいひと。(15)
▼第1話/三人▼第2話/versus▼第3話/困っちゃうんだよなぁ。▼第4話/胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ▼第5話/Let’s Do It Again▼第6話/I Remember You▼第7話/夏の彼方▼第8話/いいひと。F―Today is another day―●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。妙子という北海道にいる彼女がいる)、木田伸之介(販促部業務課の新入社員)、小鴨奈緒美(同じく新入社員で稲葉の部下。姉は販促課)、立川一郎(金丸繊維の技術者。自分の作りたいのは「エロ」なもので、それ以外は作らないという信念を持っている)●あらすじ・新しく「作ってみます課」を発足させた雄二と木田。小鴨奈緒美も加わって3人での模索が始まった(第1話)。▼そこで3人は水と陸を行き来できるような水着を作ろうとする(第2話)。●その他の登場キャラクター/稲葉(第1、4、6話)、美内利行(第2~6話)、橋本常務(第3、6話)●本巻の特徴/自分の希望職でない仕事に就き焦る新入社員・木田と奈緒美(第1話)や、給料のためだけに仕事はしたくないという技術者・立川(第4話)を通して、会社という社会の理不尽を描く。また「モノ」を作る行為を通して、大切なのは「モノ」ではなく、それに関わる心と表現し、社会といえども人の集まりだということを強調している(第5話)。なお、第8話「いいひと。F―Today is another day―」は番外編
いいひと。(16)
▼第1話/Mermaid In Blue▼第2話/ガラスのメモリーズ▼第3話/終わらない夏に▼第4話/FORGET ME NOT▼第5話/これから▼第6話/世界で一番遠い場所▼第7話/I still remember▼第8話/最後の楽園▼第9話/思い出にかわるまで▼第10話/雪に願いを●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。妙子という北海道にいる彼女がいる)、木田伸之介(販促部業務課の新入社員)、小鴨奈緒美(同じく新入社員で稲葉の部下)、城山真理子(雄二の居候先の奥さん。城山部長の娘)●あらすじ/水と陸を行き来できるような水着『アキュ・エアー』の試作品を販売しようと海にやってきた雄二たち。が、監視員やヤクザの妨害に遭い、なかなかうまくことが運ばない。そこで雄二たちが最後の手段としてとった行動は…(第1話)。▼雄二、木田、小嶋の3人で作った『アキュ・エアー』がライテックスの夏の主力級商品に! 実力が認められた木田と小嶋はアキュエアー事業部という新規開拓チームに転属になった。が、雄二の新しい配属先はなぜか社長室付の秘書課だった(第3話)。●その他の登場キャラクター/稲葉(第1話)、美内利行(第2話)、橋本常務(第2話)●本巻の特徴/3~6巻で雄二が所属していたLCチームの先輩・山下が、大阪の事業部員として再登場(第5~9話)
いいひと。(17)
いいひと。(18)
▼第1話/If you gimme smile 妙子先生▼第2話/幸せになろうね▼第3話/prologue▼第4話/prologue・▼第5話/prologue・▼第6話/prologue・▼第7話/prologue・▼prologue・▼第8話/B・BLUE●登場人物/北野優二(国内最大手のスポーツメーカー、ライテックス秘書課勤務。なぜか人事部長の家に下宿している。通称ゆーじ)、桜妙子(北海道に住むゆーじの彼女。現在、大学4年生)、城山真理子(城山人事部長の娘。夫とは死別、一人娘がいる)●あらすじ/ゆーじが就職して早3年。仕事にもかなり慣れ、最近かなり忙しい様子である。そのため、帰りが遅く、なんとなく寂しく感じる真理子。そんなある日、ゆーじが久しぶりに早く家に帰ってきた。張りきって食事の用意をする真理子だが、突然の妙子からの電話に動揺を隠せない様子で……(第1話)。▼大学4年生の妙子は、卒業間近になってもまだ就職が決まっていない。自分の将来に対し、少しだけ不安を感じる妙子。彼女は、教育実習で出会った高校生・庄司のことを思い出していた。庄司は妙子に想いを寄せているようだったが……(第2話)。●本巻の特徴/第18巻は、真理子がゆーじに対する気持ちに気付くまでのエピソードを中心に描いている。また、ゆーじは、リストラ担当に任命されることになり……
いいひと。(20)
▼第1話/それはなにかとたずねたら▼第2話/ビター・スウィート▼第3話/暮れゆく街で▼第4話/LADY-GO-ROUND▼第5話/LOVE SONG▼第6話/傷ついた翼▼第7話/Brand-new Heaven▼第8話/出会った頃のように▼第9話/幸せであるように▼第10話/365歩のマーチ ●登場人物/北野優二(国内最大手のスポーツメーカー、ライテックス秘書課勤務。なぜか人事部長の家に下宿している。通称ゆーじ)、城山真理子(城山人事部長の娘。夫とは死別、一人娘がいる) ●あらすじ/リストラのプロジェクトチームを立ち上げた優二。リストラ対象にリストアップされた人々を集めて、プロジェクトへの参加を募る。中には怒り出す人も出る始末。とても参加者は現れないと思っていたところ、文化事業部の矢口部長が訪ねてくる。彼は専務から、このリストラには副社長の陰謀が絡んでいると聞かされ、様子を探りに来たのだが…(第1話)。▼「このプロジェクトチームで何をするつもりなんですか?」探りを入れるつもりが逆に聞かれてしまって、矢口は、とっさに本音とも取れる言葉で答えてしまう。そこに矢口が来ていることを聞きつけた3人がプロジェクトに参加しようと現れる。そのうちの一人から、優二の人望の厚さを聞かされた矢口は次の手に出る(第2話) ●本巻の特徴/リストラ担当に任命された優二が、「みんなが幸せになるリストラ!?」を目指して奮闘する。

いいひと。

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著者:高橋しん
ジャンル:社会
最新刊:
2016/10/07
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