本誌初登場の実力派が贈る、"自分"と"居場所"を探す人生ドラマ。
いつの時代もどこの世界も、人の心は優しく、そしてどこまでも温かい。江戸の市井の人々が引き起こす悲喜こもごも。そしてそれを取りなす温かい人情。ついついほっこりとなる珠玉の短編集!
ここは、昨日の涙も笑いに変わる場所。華のお江戸の片隅に、小さな長屋がありました。侍大家のこの長屋、住人は揃いも揃って“ワケあり”者ばかり。過去の罪、大切な恋の終わり、親子のすれ違い、女の生きる道、自分の正義を貫くこと…… 苦しくって難しいこと全部、ここの“人情”が くるんでくれる。優しさ以上、お節介未満―― ちいさな長屋の大きな人情、とくとご覧あれ!
不義密通は、死罪の時代――真面目一本槍に生きてきた髪結い(=床屋)の久蔵は、ある時、魔が差して幼なじみの与三次の女房・おえんと不義密通(=浮気)。そして彼女の“ある望み”を叶えてしまったために、生き地獄を彷徨うことに。「劇画」を標榜する時代劇の実力派が、江戸の町の暗さや生き辛さを容赦なくリアルに描き出す、衝撃のノワール時代劇!
20人の漫画家、20の「東京」。【収録作品】(著者あいうえお順) 浅野いにお [TP] 安倍夜郎 [我が心の新宿花園ゴールデン街] 石黒正数 [密林食堂][もしも東京] 石塚真一 [Tokyo Sound] 市川春子 [TOKYO20202 GOURMET/SPOT/HOTEL] 岩本ナオ [海が見える大井町] 太田垣康男 [the next day] 大童澄瞳 [East East] 奥 浩哉 [東京フィレンツェ化計画] 小畑友紀 [願い] 黒田硫黄 [天狗跳梁聖橋下(てんぐのあそぶはひじりばしのした)] 咲坂伊緒 [星の王子さま] 出水ぽすか [ここにいる街] 萩尾望都 [江戸~東京 300年マーチ] 昌原光一 [江戸×東京 ジオラマ合戦] 松井優征 [東京の脅威とギンギンの未来] 松本大洋 [東京の青猫] 望月ミネタロウ [丹下健三の東京計画1960] 山下和美 [世界は変わっても生活は変わらない、という夢] 吉田戦車 [好きな東京] 特別寄稿 角田光代 [私だけの東京] ジェーン・スー [これも東京2021] 鈴木敏夫 [東京物語] 松尾スズキ [出会いたい人に、すべて出会って] 向井 慧(パンサー) [東京] 山崎洋一郎 [新・東京物語] 写真 佐藤健寿
「私の中には“女”がいない…?」江戸の剣術道場の紅一点・寒竹すずは男を打ち倒すほどの腕前。彼女が稽古に明け暮れる理由は女性らしく振る舞うことへの違和感で… 武芸者、夜鷹、大店の娘、尼僧、そして下手人… 幕末の江戸に生きたさまざまな女性の暮らしぶりとそれにまつわる悲喜こもごもを鮮やかに活写!
『阪神タイガース優勝記念本』収録
奇跡はいつも、見えない処で起きている。ある夏の夜のお話──(ビッグコミックオリジナル2019年18号)
街の世話係の"癖"は抜けない元警察官と、それを見守り続けた妻。定年後の第2の人生が今、はじまる———(ビッグコミックオリジナル2023年7号/前編・8号/後編)
鬼才、新境地。向田邦子の傑作短編を漫画化!(ビッグコミックオリジナル2022年18号)
近くて遠くて。古今変わらぬ「あんた」「お前」の物語。(ビッグコミックオリジナル2022年4号)
人情の名手が贈る———ある夏の、優しいめぐり合い(ビッグコミックオリジナル2021年16号/前編・17号/後編)
親子とは、家族とは───人情の名手が「絆」の原点を照らし出す。(ビッグコミックオリジナル2020年7号)
黒船来航により維新の風が吹き始めた幕末の世。安政二年(一八五五年)現在の群馬県安中市にあった安中藩の主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城より碓氷峠の熊野神社まで七里余り(約三十キロ)を走らせる遠足を開催。日本マラソンの発祥といわれる史実「安政の遠足」を舞台に描かれる土橋章宏の痛快時代小説を完全漫画化。
江戸の片隅、ちいさな長屋。ここは毎日が人情びより!(ビッグコミックオリジナル 2019年3号)
理由なき優しさ、名もなき絆。浮き世を照らす小さな光(ビッグコミックオリジナル2018年15号)
晴れの日もありゃ雨の日もある。困った時ぁ、誰かが傘を差してくれるもんさ。江戸に生きる町人達。彼らの情味溢れる珠玉エピソードを作者自らが厳選!
江戸の長屋を舞台に繰り広げられる庶民の日常生活を独特のタッチで描く。人情味あふれる珠玉の新感覚ヒューマンドラマ傑作集
親子、夫婦、友だち…それぞれに絆があり、ドラマがある─―「希望」と「やさしさ」に満ち満ちた江戸の日常を描く、珠玉の短編集!!