※ネタバレを含むクチコミです。
切ない。 奇跡は誰にでも1度おきる だがおきたことには誰も気づかない
「イアラ」を読んでなくても全然問題ないです。むしろ別物として面白い。 私は1巻に収録されている「愛の奇蹟」が一番好きでした。「奇蹟はそれを信じる者にのみ起こる…」というモノローグから始まります。美しく若い夫婦が仲睦まじく暮らしていましたが、夫が山で遭難してしまいます。妻は何度も再婚を勧められますが、愛する夫の帰りを信じている為それを断るのです。あんなに美しかった妻がどんどん年老いて醜くなり村人達から不気味がられているのに心が痛みました。ここから辺の心理的に追い込まれる描写はさすがホラー作家ですね。 「奇蹟」というのは楳図かずおにとって大事なテーマなんだなぁ…。
永遠を生きる男と生まれ変わる女の話です。奈良時代に大仏を造る際に人身御供となった心優しい娘がいました。まさに絶命しようとするその時に愛していた男に向かって「イアラー」と叫びます。永遠の命を得た男は時代を超えて何度も同じ顔に生まれ変わる女を探し、最後の言葉「イアラ」の意味を知ろうする遥かな旅が始まるのです。 まさか「イアラ」がそういう意味だったとは。楳図かずお先生はやっぱり天才だと思いました。
トラウマになりそうなほど恐怖な内容です。 緊急事態の時に騒いでしまったり、パニックになるのは当たり前だと思いますが、落ち着かせようと先生は頑張ります。 当然小学生には無理な話だろうと思っていたら、ビンタをしたり最終的にはメガネの破片で生徒の腕をさしたりなど先生も錯乱して混乱しました。 絵は怖いし、グロテスクな描写もあるし、人によっては苦手な話しかな?と思います。 でも生徒たちが諦めようとせず必死になって生き抜こうとする姿などもあるんで、がんばれ!と思いながら読める作品です。 サバイバルホラーという言葉がびったりな漫画ですので、そういうのが好きな方にはかなりオススメなお話です。
表紙も絵も内容も怖くてかなり不気味です。 表紙の絵が夢に出てきそうなほど印象が強いです。 昔懐かしのホラー漫画の絵で不気味だけど個人的には好きな作品です。 一度の驚かせでは足りないのか?と思う程ねちっこく襲ってきたり、驚かせてきたりする驚かせてくれるこの作品は、ホラーというより怪奇で奇妙で不気味な話が好きな方にピッタリだと思います
工業用ロボットが好奇心旺盛な少年少女と接触して自我に目覚め、孤独な旅に出る物語です。 その過程で様々な出会いと別れが生じ、世界に奇蹟と恐怖を撒き散らします。 絵だけを見ると、この作品はホラーなのかな?と思うけど、 ストーリーを追っていくと、高度成長期のオートシステム化の始まりで、それに伴う人間の戸惑いと葛藤を描いていくのか? 横図先生らしい作品です。
未来に小学校の校舎ごとタイムスリップした人々たちの話。 教師たちが錯乱します。 殺戮も起きます。 そして、グロテスクな怪物が攻めてきます。 道の場所で食べ物ないので飢餓が起きます。 病院なんてないから病気も起きます。 でも生徒たちが諦めずに必死に生き抜く姿を応援したくなる、そんな作品です。 サバイバルホラーの原点的な作品なのではないでしょうか?? この人はまことちゃんだけじゃないんです!!
初めて読んだとき、本当におそろしく、トラウマになりました。どんな局面でも落ち着いて行動したいところですね。。 色々とすごいことが起こって、ある種クローズドサークルのような環境に主人公たち(大多数が小学生)が閉じ込められてしまいます。 親や先生たちと離れ離れになってしまって、ただでさえ心細いでしょうが、そこに襲いかかってくる種々の災難・困難!!!この緊急事態に皆我を失ってパニックになってしまうこともしばしばで・・ 現実世界の昨今も、震災やコロナなどでパニック状態が現出することがありますが、そうなったときに常に漂流教室の様子が頭に浮かんでしまいます。翔ちゃんの腹の括り方を見習ってやっていきたいと思います。
小さい頃によく読んでいたな… とくにあらすじらしいあらすじはなく、まことちゃんがありとあらゆる汚いことをするマンガ。鼻水が常に出ており、うんちなども頻繁に出てきます。
※ネタバレを含むクチコミです。