Twitterの広告で見た漫画が思い出せませんcheck_circle解決済みvisibility196mode_comment3食糧人類-Starving Anonymous-名無し男の子がお母さんと暮らしていて、小学校にあがる年齢なのに外出も許されていませんでした。(「絵も上手に描けるし字も書けるから、小学校こなくてもいいですよって校長先生言ってたよ」というような説明するセリフがありました。) ある時お母さんが家の一室から出てこなくなり、男の子の入室を拒否。そのうち男の子は食事もまともに摂れず倒れてしまいます(倒れてないかも)。その時、近所の通報かなんかで警察がやってきて家に突入。母のいる部屋を開けるとー… という所で広告の漫画のページは終わりました。 一昨日(2022/02/01)Twitterで見かけた漫画の広告です。 広告だからまた出会うだろうと思って、呼んだときにタイトルを控えそびれました。 お力添えをお願いいたします…!
水谷健吾@脚本家Twitter脚本家/漫画『食糧人類』原案/2019年佐藤佐吉優秀脚本賞/2020年作品『舞台浸水』『けたくまデスゲーム』『どんでん返しを求めて』『つじつま合わせのタイムパトローラー』/21年『おーい、かえってこーい』
個人的な感想で恐縮なのですが、正直コレ系の作品って冒頭からインパクトのあるテーマ・設定とショッキングなシーンがテンコもりなので、後半はダレる傾向にあると思っているんですよ。 最初の期待値を超えてこないというか。 でも、本作は最後まで読めてしまい、最初から最後まで裏切らない感じが面白かった証拠だと思います。 7巻で短くもないですが、長編ほどでもないのも良かった。 さて内容ですが、 とある星からきた虫みたいな異星人の食欲を満たすために、人間が食料になるという設定。 その異星人は、想像にもれず大きくて凶暴。 そこで国が、核処理場と偽って、人間を家畜のように繁殖・飼育できる施設をつくる。 主人公は、その施設に入れられてしまい、現実離れした世界に恐怖し脱出をはかろうとします。 同じように施設から出ようとする、ないしはこの施設と深い関係のある2人の人間、山引とナツメと出会い・・・という流れ。 この2人の人間が、特殊能力があったり色々いわくつきで、そこから展開されるストーリーは、想像の斜め上をいって飽きないんです。 (若干、ご都合主義的な部分もありますが、それはご愛嬌で。) 特に、最終的に上記の異星人と対峙するのですが、その倒し方が秀逸すぎて・・・ 過去こんな残虐な(色んな意味で)倒し方があったのか?と唸りました。 また、虫みたいな異星人のフォルムがキモい上に残虐で、そのグロ表現も本作の魅力です。 文明が高度に発達した星から来たとか言っているけど、腹減りすぎると共食いはじめるとか、その知性のカケラもない行動に不気味さを加速させます。 人外VS人類、パニックホラー、SFにピンときた人はおすすめしたい作品です。